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【Pancrase326】追加カード続々。ブレーキの壊れたハンセン玲雄×ブレーキ無用のSub=鹿志村仁之介

【写真】エンジン全開サブミッション、鹿志村がMMA4戦目に挑む(C)ZST

3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードの発表が続いている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREAN、フライ級選手権試合=チャンピオン小川徹×チャレンジャー猿飛流とトリプルクラウン大会。27日(木)にライト級=渡部拓馬×DARANI、28日(金)にはストロー級の高島俊哉×尾崎龍紀、フェザー級のハンセン玲雄×鹿志村仁之助というカードが公となった。


渡部×DARANIは10勝10敗1分の前者と、6勝6敗1分と勝率5割同士の対戦だ。上位進出への交通手形となる白星先行という状況を欲していることは間違いない。そこでこうじる手段がどうなるのか。

高島と尾崎の一戦は、ネオブラT優勝者同士の東西対決となった。昨年5月に野田遼介を相手に、手痛い一本負けを喫したものの年内に再起の勝利を挙げた高島に対し、尾崎は同門である山北渓人に一本負けを喫し2連敗中だ。3連敗、そしてMe,We勢に対して連敗は許されない──それが尾崎に心境だろう。

リリースで「ブレーキの壊れた殴り屋・ハンセンが馬場に上陸。鹿志村は同郷・同門だった風間敏臣を超えられるか?」と、ハンセンと馬場という往年の全日本プロレスを連想させる煽りの文字が躍っていたハンセン×鹿志村戦は、黒星先行ながら3連勝中のハンセンと、4戦目の鹿志村という現状でのマッチアップだ。

煽りの一文にあるように鹿志村は昨年のネオブラ優勝、23日の石渡伸太郎引退興行でも生きの良い若手が揃った4人制トーナメントを制した風間とパラエストラストライプル茨城時代の同期だ。大学進学とともに状況し、現在はIGLOOに所属、ZSTのGTFの活躍後、パンクラスでプロMMAデビューも2戦目にして狩野優に敗れる。

そして格闘DREMARSで一次をパスしながら辞退と話題にことかかないルーキーは、昨年は全日本ブラジリアン柔術選手権で茶帯ミドル級を制し、プロ3戦目も腕関節で一本勝ちと自信の強い部分でしっかりと結果を残している。ハンセンの殴られても殴るというスタイルは、鹿志村にとって嫌な部分であることは間違いない。とはいえ関節技に入るスピード、一気に極める鹿志村のサブミッションもブレーキ無用の怖さを持っている。

タガが外れた一面を持つ者同士、短期決戦も十分にありうる

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