【DWCS S05 Ep08】勝利だけでは不十分、ファルカォンがマウントからバーンズをパウンドアウト
<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ファルカォン(ブラジル)
Def.3R3分55秒by TKO
ジェイムス・バーンズ(米国)
ファルカォンが勢いのある右ローを蹴る。さらにボディストレートからワンツーで前に出たところでバーンズがクリンチへ。ケージにファルカォンを押し込んだバーンズがヒザを突き上げる。ケージを背負い左のパンチを打つファルカォンが左腕を差し替えて、体を入れ替える。離れたファルカォンに対し、バーンズが左ジャブを当て、ファルカォンがローを返す。
続いてヒザを入れたファルカォンのダブルレッグをがぶったバーンズが逆にヒザを頭部に放つ。ボディロックに移行したバーンズの崩しをファルカォンが、ウィザーで耐え左腕を差していく。回って離れたファルカォンが右ローに続き、右前蹴りを見せ距離を取る。バーンズのクリンチ狙いを切ったファルカォンが右ショートを当て、右前蹴りを2発からアッパーで前に出たところで時間となった。
2R、バーンズの右ミドルにも前に出たファルカォンが右を入れる。さらにロー、前蹴りと初回と同じように自分の距離を創るファルカォンに対し、執拗に組んでいくバーンズがクリンチからヒザを突き上げる。離れたファルカォンが逆にシングルレッグで一気にテイクダウンを決める。背中をつけたバーンズがバタフライも、右足を抜いたファルカォンは肩固めを狙いつつ、逆側にパスを決める。ケージキックからスクランブルのバーンズは背中を譲って立ち上がる。
ファルカォンがボディロックでスラム気味にテイクダウンを再び決め、ハーフからエルボー&鉄槌を落とす。パスからマウント狙いのファルカォンは、一気に体を跨いでパンチを落とし、肩固めへ。体をスライドさせるスペースはなかったが、マウントで固めるファルカォンはパンチに切り替ええ後方から連打しラウンドを取った。
最終回、バーンズのローに左フックを当てたファルカォンが、ダブルレッグを切ってボディロックテイクダンを決める。シングルからレッスルアップのバーンズは、ケージにファルカォンを押し込みダブルレッグでリバーサル。ファルカォンは頭を抱えてギロチンへ。頭を抜いたバーンズは、起き上って離れたファルカォンにテイクダウンを狙うが、切られて引き込む。
完全に消耗しているバーンズは、ハーフで抑えられ背中をマットにつける。左のパウンドを連打したファルカォンがここもマウントを取り、右→左エルボー、そして左のパンチを纏めると動きを止めたバーンズを見てレフェリーが試合を止めた。
「とてもハッピーだ。僕の回りにいてくれる皆に感謝している。バーンズは良いレスラーだけど、僕には最高のコーチとパートナーがいるから大丈夫だった。とにかくフィニッシュしないといけないと思っていたから、神に感謝している」とファルカォンは話した。