【Road to ONE05】TD&バックコントロールの末、河名マストが新関猛起にRNCを極めてプロ初勝利
【写真】何としてでも初勝利が欲しい、そんな河名の気持ちが見えた試合だった(C)MMAPLANET
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
Def 3R2分56秒 by RNC
新関猛起(日本)
開始早々、河名が組みつき、ボディロックから新関をケージに押し込み、尻もちを着かせた。新関は立ち上がるも、河名は右腕を差し上げて相手をケージに押し込む。再び河名がグラウンドに持ち込むと、マウントを奪ってパウンド。ブリッジする新関に対して、ノースサウスへ移行する。立ち上がる新関のバックに回り、コントロールする河名。新関は立ち上がるたびにグラウンドへ持ち込まれる。
やや疲れが見せる新関を、引き倒した河名はケージ際でバックに回りRNCへ。これが極まらないとみるや、マウントに移行してパンチを落としていく。さらにバックマウントからRNCを狙う河名。新関もアゴを引いてディフェンスするが、河名の右腕が新関の首に食い込んでいく。新関はケージに足を落ちつけながら、河名のクラッチを外す。立ち上がった新関の背中に乗る河名。新関は体勢を入れ替え、河名をケージに押し込みながら、離れ際に右ヒジを放っていった。
2R、新関が前に出て、体勢を低くした河名に右ミドルを当てる。しかし体勢を立て直した河名が新関をテイクダウン、新関が起き上がろうとするとガブった河名がアームインギロチンでケージに押し込んでいく。新関が押し返すとグラウンドに持ち込んだ河名は、すぐにバックマウントへ。4の字ロックから左腕を新関の腕に回す。新関は立ち上がるも、河名がすぐにグラウンドへ戻す。
河名にバックにつかれたまま立ち上がった新関。河名は足のロックが外れ、両脇を差し上げるが新関も体勢を戻す。しかし新崎の右ローに合わせてダブルレッグで河名がテイクダウンし、サイド→ノースサウスへと移り、パンチを落としていく。亀になった新関に対しバックコントロールからバックマウントに移る河名。最後はマウントから足を絡めて抑え込み、パウンドを当てていく。ブリッジで返せない新関にパウンドの嵐を浴びせる河名が、最後は腕十字を狙いつつ、外れるとバックを奪って2Rを終えた。
最終回、左ジャブから組み付いた河名が、バックに回って新崎を引き倒す。サイドからノースサウスで抑え込む河名に対し、新関はハーフに戻す。新関が下から河名の右腕を抑えると、河名は左の鉄槌を連打する。ケージ際でマウントを奪った河名は、パウンドを連打。新関はブリッジから立ち上がるが、河名は食らいついて再びグラウンドへ。サイドで抑え込む河名が、新関の顔面に右のヒザをヒット。それを嫌がって反転した新関のバックを河名が奪い、RNCでタップを奪った。