【Shooto2021#06】修斗初参戦の江藤公洋がグラウンドで完封し、カルンダにフルマークの判定勝ち
<75キロ契約/5分3R>
江藤公洋(日本)
DEF.3-0:30-26.30-27.30-27.
グンター・カルンダ(コンゴ民主共和国)
共にサウスポーだが、江藤はスイッチしながらカルンダとの距離を詰める。江藤が右ミドルを放つと、下がったカルンダも左ストレートを繰り出しながら前に出る。江藤は右インロー、さらにカルンダの左ストレートをかわしてダブルレッグでテイクダウンを奪う。すぐにパスしてサイドへ。カルンダはブリッジで起き上がる。江藤はスイッチしながら距離を詰め、カルンダの左ミドルをキャッチ。そのままグラウンドに持ち込んだ。
ハーフガードのカルンダを抑え込みながら、右の鉄槌を落とす江藤。ブリッジを警戒しているのか、パスは狙わない。するとカルンダはハーフからブリッジを試みるも、江藤がトップをキープする。江藤はパスから一気にマウントへ。ピッタリと体を着けて抑え込み、左腕でカルンダの頭を抱えて肩固めの体勢に入るも、これは形にならず。江藤がトップのまま1Rを終えた。
2R、前に出てくるカルンダに対し、スイッチを続ける江藤。江藤はケージを背負いながら、前に出てきたカルンダからテイクダウンを奪う。ケージ際でハーフガードを取るカルンダの足を畳み、体を着けてパンチを落としていく。さらに左肩を相手の顔面に叩きつけたが、カルンダはここでブリッジ。江藤はカルンダの首を取り、アナコンダで切り返し、さらにワンアームのギロチンを仕掛ける。
これを凌いだカルンダからバックマウントを奪った江藤は、相手の右腕を抱える。トップからカルンダのボディに右ヒザを打ち込む江藤。カルンダは笑みを浮かべて、仰向けの状態に。江藤はラウンド終了のホーンが鳴るまでバックをキープした。
最終回、カルンダの左ミドルからスタート。江藤は右のインローを放つ。カルンダ―の左右パンチが江藤を顔面をかすめる。江藤はダブルを仕掛けるが、カルンダはスプロール。オーソドックの江藤に対し、カルンダは左インローから左ストレート。江藤はスイッチして中に入ろうとするが、カルンダが距離を取る。カルンダがパンチを放っては、江藤が組もうとするとバックステップでかわす。
2分過ぎ、江藤がグラウンドに持ち込み、ケージ際でバックへ。カルンダは、体は右足をロックされながら、上半身は起こしている。バックから右のパンチを当てる江藤は、さらにカルンダの左腕を掴んでロックする。カルンダが江藤の腕のクラッチを外したが、江藤はすぐにバックマウントへ。カルンダは後ろの江藤の顔面にパンチを放つ。江藤はバックコントロールを続ける。カルンダがブリッジしようとすると、江藤はマウントを狙っていった。
判定はジャッジ1人が4ポイントをつけるなど、フルマークで江藤の勝利を支持。江藤が修斗初参戦を勝利で飾った。