【BJJ BET02】トゥリアが大善戦?! バルボーザにボディロックパスを許さず0-4で敗退
<88キロ級T準々決勝/8分1R>
ルーカス・バルボーザ(ブラジル)
Def.4-0
セルヴィオ・トゥリオ(ブラジル)
互いに座ると、バルボーザが足首を掴みに行く。レフェリーが両者に注意を与え、試合はスタンドで再開される。トゥリオが座り直し、バルボーザがトップから足を捌いてパスを狙う。ボディロックまで持っていったバルボーザ、トゥリオがニーシールドからハーフバタフライガードに。
力強いボディロックで右足を抜いたバルボーザは、パスを嫌がりロールしたトゥリオのバックを取り両足をフックし4Pを奪取する。バルボーザが右腕を喉下の差し込み、トゥリオがヒジを押し上げて懸命に防御する。
肩固め、ノースサウスチョークでの極めが多いバルボーザがRNCに拘るのも、4Pのリードを安パイと捉えているからだろうか。バルボーザはアゴの上から絞めを続け、トゥリオは足を解除できず、胸を合わせることができない。足を組み変えたバルボーザは、乳酸が溜まらない程度のホールドで時間を使う。トゥリオはバルボーザが右腕ごと足を組みに来たところで、ついに胸を合わせスクランブルで立ち上がる。
座ってニーシールドのトゥリオに対し、立ち上がったバルボーザがガードの中に収まり、ここもボディロックを取る。残り90秒、足を抱えてリバーサルを狙ったトゥリオだが、バルボーザが体を捩じって足を抜いて離れる。1分を切り、ダブルレッグをトゥリオが仕掛けると、バルボーザはスプロールもせずクラウチングの構えのままで押し返してしまう。
溜まらず座って仕掛けるトゥリオだが、ポイント獲得を狙いスタンドに戻ってダブルレッグへ。がぶったバルボーザがスナップダウンからバックを狙うと、トゥリオは引き込んでハーフで潜ろうとしたところで時間に。スナップダウンからバックにレフェリーがポイントを与えようとしたが、結局はこのポイントはなく4-0でバルボーサが順当に勝利を手にした。
とはいえトゥリオはハルクにパスガードを許さず。この防御能力の高さこそ、IBJJFルールで上を目指せる資質といえるだろう。