【BRAVE CF52】ファフレディン、二冠王になれず。アルジェリア系スイス人マレムが新LH王者に
<BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
モハメド・サリード・マレム(スイス)
Def.1R4分21秒by TKO→NC
モハメド・ファフレディン(レバノン)
アルジェリア系スイス人のマレムとミドル級王者ファフレディン──4月に予定されていたが後者の欠場で、仕切り直しとなったライトヘビー級王座決定戦。まず右前蹴りを見せたファフレディン、マレムは右ローを蹴る。右ローを続けたマレムが、左に回りに右オーバーハンドにシングルレッグを仕掛ける。ギロチンでセットして背中をつけたファフレディンに対し、頭を抜いたマレムはスクランブルもケージにミドル級王者を押し込む。
ヒザが急所に入ったか、苦悶の表情を浮かべたファフレディンは試合を続けて体を入れ替える。もう一度押し返したマレムのヒザ蹴りが、ここも急所を捕えファフレディンが大声でアピールし試合が中断される。ケージ中央で再開後、ファフレディンが右ローからオーバーハンドで前に出る。離れたマレムが荒いワンツーで前に出る。
ファフレディンは右ロー、圧力を高めて前に出るとマレムがローを効かされる体が回るようになっている。ローにフェイクに反応するマレムは、その後も右ローを左足に被弾しダブルレッグへ。尻もちをつかせたマレム、ファフレディンは頭を抱えるが足を抜かれており、立ち上がることを判断する。
続くコンタクトで頭を下げたマレムの左フックが、左フックを振るったファフレディンの顔面を捉えてダウンを奪う。後頭部へのパンチもあったが、マレムは落ち着いてニーインベリーからパウンドを連打する。レフェリーが試合をストップし、新BRAVE CFライトヘビー級王者が誕生した。
※後日、試合結果はNCに訂正された。