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【WNO10】ハイサム・リダ、キーナン・コーネリアスの代役を36秒で一蹴!! 次こそっ!!!!

【写真】体格差もあったが、それを差し引いても完勝だったハイサム (C)MIKE CALIMBAS/WNO

18日(金・現地時間)、テキサス州オースティンのJWマリオット・オースティンにてWNO 10が開催された。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第1回は、キーナン・コーネリアスの欠場でその教え子のミカ・ペルハヴィッツをハイサム・リダが圧倒した一戦の模様をお届けしたい。


<ノーギ・ヘビー級/15分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def. 0分36秒by 腕十字
ミカ・ペルハヴィッツ(スロヴェニア)

かなりの体格差のある両者。計量ではハイサムの方が約30ポンド重かったという。

試合開始と同時に前に出たペルハヴィッツは、組んで足を飛ばすと払い腰を狙う。が、それを堪えたハイサムはそのまま背中につき、ダイブするようにグラウンドに引きずりこんだ。

Clayton Jones(C)WNO

体をずらすペルハヴィッツがハーフからシッティングに移行しようとすると、上のハイサムはダイブしつつペルハヴィッツの右腕をキムラグリップでキャッチ。

そのまま腕十字に移行したハイサムは、体を起こしてスタックを狙うペルハヴィッツの右腕を伸ばし切り、僅か36秒でタップを奪った。

互いに思い切り良く仕掛け合うダイナミックな展開から、一瞬の極め。プロとしてこれ以上ないほどの形で勝利を挙げたハイサムは「今回のパフォーマンスは前回よりは少し満足できたよ。もちろん次は(今回負傷欠場した)キーナン(コーネリアス)と試合をしたいよ。僕のドリームマッチだ。いろいろなことを学ばせてもらった選手とマットをシェアできたら光栄だ」と語った。

圧巻の攻撃力をコーネリアスはどう対処するのか、両者の戦いへの期待を大いに高める、ハイサムの秒殺勝利だった。

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