【PFL2021#04】2ラウンド終了1秒前、シェイモン・モラエスがキムラでスターンから一本勝ち
【写真】5P、2週間後のハイブラエフ✖パーマーでモラエスのプレーオフ進出か否かが決まる(C)PFL
<146.8ポンド契約/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
Def.2R4分59秒by キムラ・アームロック
ジェシー・スターン(米国)
スターンの計量失敗で、既に3Pは手にしているモラエスがプレーオフ進出に向けボーナスポイントを獲得するための試合に臨む。デカゴンの中を取り、左ジャブを伸ばすモラエス。スターンは右に回るが手が出ない。モラエスは右カーフを蹴るが、直後にスターンがローのフェイクから足払いでていうダウンを奪う。
スターンはサイドで抑え、モラエスはエビからハーフに戻しキムラをセットする。自らの太腿を掴んで防いだスターンはブリッジにバックを狙う。背中を譲って立ち上がったモラエスに対し、スターンは胸を合わせてケージに押し込む。スターンの投げを耐えたモラエスが逆にヒップトスでテイクダウン。すぐに立ち上がったスターンがクリンチ&大内刈りで倒したところで初回が終わった。
2R、右ミドルを入れたモラエスが、ワンツーで前に出る。スターンの左の蹴りに右を合わせてダウンを奪ったモラエスが、ボディへのパウンドからスタンドに戻る。右オーバーハンド、アッパー、左ミドルで攻めたてるモラエスは、右ローからワンツーフックを繰り出す。クリンチを許さずジャブを差すモラエスが、左フックをヒット。さらに左ボディを入れたモラエスはボディを続ける。組まれてもヒザをボディに突き刺して離れたモラエスは、スターンのスイッチにも淡々と打撃を入れ続ける。
小外を切り、がぶったモラエスはリリースし右ローカーフ。右アッパー、ワンツーフック、右ハイと攻め続けたモラエスはラウンドの最後に10秒でテイクダウンを許すも、キムラでスイープしそのままタップを奪った。
モラエスはポイントを5とし、「みな、セミファイナルで会おう。俺は信じている」とカメラに向かったメッセージを送った。