【PFL2021#04】アルマン・オスパノフに北米の壁、ウェードのハイキックから左でKO負け
【写真】テイクダウン&コントロールはまだしも、打撃でオスパノフがウェードに下るとは……(C)PFL
<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.2R2分18秒by TKO
アルマン・オスパノフ(カザフスタン)
スイッチしたウェードに左ジャブ、右フックから後ろ回し蹴りをオスパノフが繰り出す。組んだウェードに投げを打ち、サイドバックを取ったオスパノフだが、キムラをからのスイープを許しバックを許しそうになる。前方に振り落としたオスパノフが、ウェードの立ち上がり際にワンツーを入れる。ウェードはケージに押し込みクリンチ、オスパノフは内股を狙いつつ離れる。
スピニングバックヒールキックを空振りしたオスパノフに対し、ウェードが前蹴りを顔面に伸ばす。さらに右フックを当てたウェードはサイドキックをボディに入れる。オスパノフは右ボディストレート、左フックをカウンターでヒット。ローに右を合わせたオスパノフが、逆にローでバランスを崩させる。さらに左を当てて前に出たオスパノフが右ミドル、ウェードも打撃で応戦し左ロー、サイドキックでボディを蹴り初回が終わった。
2R、スピニングバックキックを見せたウェードに対し、オスパノフは左右に回り右でダウンを奪う。左右のフックで前に出たオスパノフが、バックキックをボディに突き刺す。低めの左ミドルから左ストレートを続けたオスパノフだが、スタミナ切れか動きは落ちている。それでもスピニングバックヒールキックがウェードの顔面をかすめ、直後に距離を取る。と、頭の位置を低くし蹴りをキャッチしようとしたオスパノフだったが、そのウェードの右ハイを被弾し、動きが止まる。背中を見せたオスパノフに後方から左フックを連打したウェードが打撃でオスパノフを撃破した。
中央アジアの旋風を撃破したウェードは、この試合で5Pを獲得し得点を計8点に伸ばした。