【Challengers】不死身のジョンソン出場
26日(金・現地時間)、カリフォルニア州フレズノのセーブマート・センターで行なわれるStrikeforce Challengers。ビッグネームが相次いで参戦するストライクフォースは、人材育成の開催にも力を入れており、この日はアンドレ・ガルバォンが同プロデビューを果たす。
【写真】悪夢のような発砲事件から復活を果たすレイバー・ジョンソン、パンチ力はあるが、粗すぎる面も見られた。今回の復帰でいかに成長しているか (C) MMAPLANET
ガルバォンがハウフ・グレイシー柔術の黒帯=刺青獣ルーク・スチュアートと対戦するウェルター級戦は、日本のファンも注意を払っているカードと思われる。そんな今大会のメインは、ヘビー級のKOアーチスト=レイバー・ジョンソンが出場し、無敗のハワイアンロロヘア・マヘ戦に挑む。
昨年の独立記念日に、家族でBBQを行なっているところ、地元のギャングに襲撃され、3発も銃弾を浴びたジョンソン。不屈の闘志でカムバックを果たす。
これまでキャリア16戦13勝3敗、恐るべきは11KOという数字だ。対戦相手のレベルということもあるが、アリスター・オーフレイム&エメリヤーエンコ・ヒョードルが頂点に立つストライクフォース・ヘビー級戦線において、不死身の男ジャンソンが2度目の人材育成大会出場で本戦出場を手にできるか。
【写真】首相撲からのヒザ蹴りを中心とした戦法で、MMAデビュー以来5連勝中のゾイラ・フラウスト
また地元の女子ムエタイ選手ゾイラ・フラウストとミーシャ・テイトのマッチアップも今後の女子ウェルター級(135ポンド)戦線を占ううえで注目の一戦となる。
ティム・ケネディがChallengersから本戦に浮上し、メイハム・ミラーと5月に対戦するという話もあるが、果たして今大会からトップグループ入りするファイターは生まれるだろうか。
■Strikeforce Challengers主な対戦カード
<ヘビー級5分3R>
レイバー・ジョンソン(米国)
ロロヘア・マヘ(米国)
<ライトヘビー級5分3R>
アボンゴ・ハンフェリー(米国)
ジョージ・ブッシュIII(米国)
<ウェルター級5分3R>
ルーク・スチュアート(米国)
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
<女子ウェルター級5分3R>
ゾイラ・フラウスト(米国)
ミーシャ・テイト(米国)
<ライト級5分3R>
ジャスティン・ウィルコックス(米国)
シェーマー・ベイリー(米国)