この星の格闘技を追いかける

【LFA104】不可解な一発減点から、ダウンを喫した堀内佑馬。腕十字でフリローを倒し日本人初LFA勝者に

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
Def.2R1分31秒by Verbal Tap Out
ドノヴァン・フリロー(米国)

ローを続ける堀内は、パンチを纏めてきたフリローにダブルレッグを決める。すぐにフリローが立ち上がると、ケージに詰めた堀内だが体を入れ替えられダブルレッグでテイクダウンと取られる。クローズガードでニンジャチョークを仕掛けた堀内が立ち上がる。フリローはそのままケージに詰めるヒザを放つ。回って離れた堀内はローから左ジャブ、左ハイを狙う。

ローを続ける堀内はフリローの粗いフックから前進に真っすぐ下がってしまう。フリローの投げを潰した堀内は、ケージ際でポジションを変えながら押し込み返して肩パンチを入れる。パンチの応酬から離れた堀内は、左ローから右を伸ばす。さらに前足でハイを見せる堀内が左インサイドローで前足を削っていく。テイクダウンでポイントを失ったかもしれないが、ローを効かせた堀内は悪くない初回だった。

2R、小刻みに動くフリローがスイッチを織り交ぜるが、堀内は前足にローを入れる。ステップイン&大振りのフックには、やはり真っすぐ上がってしまうが、逆にケージに押し込む。ここで堀内はグリップが金網を掴んでしまっており、即1Pを失ってしまう。唖然とした表情で試合再開に応じた堀内は、左フックを被弾してダウン!!

フリローは一気呵成にパウンドで追撃をかける。ここで堀内は腰を切って腕十字へ。右腕が伸びたフリローは堀内を跨いでいくが、腹ばいにされたところでレフェリーが試合をストップ。

フリローは声を挙げたようで、バーバルタップと見なされた。「I need Belt」と絶叫した堀内は、日の丸を高く掲げた。


PR
PR

関連記事

Movie