【Shooto2021#02】テイクダウンとバックマウントの奪い合いの末、野尻定由が一條貴洋をRNCで下す
<インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8キロ契約)/5分2R>
野尻定由(日本)
Def.2R4分37秒 by RNC
一條貴洋(日本)
開始早々、野尻がダブルレッグダイブへ。一條は相手の首を抱えてガブるが、野尻は一條に尻もちを着かせる。一條のギロチンを外した野尻が背中を着かせるも、一條も体を起こしてケージ際に。すると野尻はバックに回り、一條の首に腕を回す。一條は体を入れ替え、トップへ。反対にシングルで野尻の背中をケージに着かせた。その一條を投げてテイクダウンした野尻は、バックを狙いながらパウンドを打っていく。
動いて凌ぐ一條。野尻はリフトアップからグラウンドに持ち込む。野尻はバックに回るが、一條に前に落とされてしまう。そしてバックを狙う一條。野尻はディフェンスして、バックに回りながらパウンド。ケージ際で足を入れてバックマウントへ。立ち上がった一條に、シングルから足を取ってリバーサルを狙うも、これは失敗。ケージを背にしながら立ち上がった一條に、ヒザ蹴りを浴びせる野尻。終了間際、野尻が尻もちを着かせるも、一條は相手の首を取って凌いだ。
最終R、互いに左ジャブ。一條がテイクダウンを仕掛けるが、野尻は相手の首を取って引き込み、さらにリバーサルに成功する。ここでもバックを狙いにいく野尻。一條はケージ際へ。バックマウントを狙いに行く野尻だったが、またも前に落とされてしまう。トップをキープする野尻の首を抱える一條。一條が立ち上がり、打撃戦へ。
一條の右がヒットし、一瞬動きが止まる野尻。しかし野尻はすぐにテイクダウンを狙う。が、バックを狙って落とされる展開を繰り返してしまう。残り2分をすぎたところで、今度は一條がグラウンドに持ち込み、バックへ。さらに残り1分30秒でバックマウントからRNCを仕掛けるものの、野尻は体を反転してトップへ。最後はバックに着きつつパウンドを当てる。そして残り30秒でバックマウントを奪った野尻が、RNCで一條からタップを奪った。
勝利した野尻は、インフィニティリーグにおいて勝ち点3を獲得し、持ち点を4とした。次戦は5月16日の後楽園ホール大会で、石井逸人と対戦予定だ。