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【UFC170】トンプソン、本領発揮の打撃で1R・TKO勝ち決める

2014.02.23

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン(米国)
Def.1R3分43秒 by TKO
ロバート・ワイッタカー(豪州)

豪州版TUF=Smashesウェルター級優勝、TUFシーズン16優勝のコルトン・スミスに勝利しているワイッタカーが、GSPが認める打撃のセンスの持ち主トンプソンと対戦。サウスポーのトンプソンに、左フックを伸ばすワイタッカー。左ミドルを2つ入れてから、右に構えたトンプソンがボディから左ミドルを繰り出す。ミドルとローのコンビネーションを見せ、スイッチを繰り返すトンプソンが、左の踵落とし。ワイタッカーは前に出るが、距離を詰めることができない。

パンチの距離でも、ワンツーからスリーまで伸ばすトンプソンは、出入りの激しい動きを繰り返す。掛け蹴りにも、前に出るワイッタカーも右ハイを見せ、左ジャブを届かせる。近距離だとパンチの圧力が増すワイタッカーだが、やや遠い距離でスティーブンスの左から右ストレートを受けてダウン。必死で立ち上がろうとしたワイタッカーの背中に回ってパンチを連打したトンプソンが、TKO勝ちを決めた。

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