【UFC170】欠場→一転、コーミエーが4戦4勝のカミンズと対戦
【写真】15日前にダニエル・コーミエーとUFCデビュー戦を戦うことを承諾したパトリック・カミンズ(C)GONGKAKUTOGI
13日(木・現地時間)、前日に22 日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催されるUFC170「Rousey vs McMann」でラシャド・エヴァンスの負傷により、ライトヘビー級転向初戦が消滅したと発表のあったダニエル・コーミエーが、一転代役のパトリック・カミンズと対戦することが発表された。
僅か2週間強のショートノーティスでコーミエーと戦うことを承諾したカミンズは、これまでMMAキャリアは4勝0敗で、レインとキングスMMAでトレーニングを積む。ペンシルバニア州立大レスリング部時代には2度のオールアメリカンを獲得しており、ファイトスタイル的にはレスリングベースでテイクダウンからパウンドというテイクダウン・パウンダー。肩固めやギロチンでの一本勝ちを含め、4試合全てでフィニッシュしている。平均すると1試合当たり、2分22秒で対戦相手を仕留めてきた。
【写真】2012年1月のプロエリート03では、地元ハワイアンのタシ・エドワーズをギロチン→パウンド→肩固めで仕留めているカミンズ(C)GONGKAKUTOGI
とはいっても、コーミエーはカミンズがこれまで戦ってきた相手とはレベルが違うのは事実。カミンズはコーミエー戦を受けたことで、UFC入りのチケットを手にした――全く失うモノがないファイター。一攫千金を狙い、試合開始とともにラッシュを掛けてくることはまず間違いないだろう。いずれにせよ、コーミエー×カミンズ戦の追加で、同大会はロンダ・ラウジー×サラ・マクマン=UFC世界女子バンタム級選手権試合をメインに全11試合が無事とり行われることとなった。