【F2W161】ジョルチ・サンチアゴが道着柔術マッチに出場し、終了間際にバックマウント奪取で快勝
22日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのフォー・アンバサダーズ・ビルディングにてグラップリングイベントFight 2 Win(F2W)161が行われた。
コロナ禍にもかかわらずシーンを盛り上げた同大会レポート第3回はかつて戦極、Strikeforce、UFCで活躍したジョルジ・サンチアゴが道着マッチに出場した一戦をお送りしたい。
<道着/6分1R>
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)
Def. by 判定3-0
フレデリコ・モンカイオ(ブラジル)
自身と同じようにフロリダ在住の同朋モンカイオ対戦したサンチアゴは、試合開始と同時に引きこまれてもニースライスパスを仕掛ける。モンカイオは左腕を差して起き上り、スイープに成功する。ヒザをつけたモンカイオに、ハーフバタフライでコントロールを狙うサンチアゴがオモプラッタへ。
サンチアゴは帯を掴んで左足を伸ばし、スイープを狙う途中で技を解き、バックに回る。亀のモンカイオはワンフックで体重を掛けられると、引き込んでガードを選択する。モンカイオのニーシールドに対し、立ち上がってパスを仕掛けたサンチアゴがバックコントロールに。
前転して引き込もうとしたモンカイオのラペラと襟を掴んだサンチアゴが、両足をフックする。2on1コントロールから絞めを伺うサンチアゴ、ここでタイムアップとなり3-0で勝利を手にした。仮に──IBJJFルールなら4-2でサンチアゴという内容だった。とはいえ、攻め続けていたのはサンチアゴだったが、バックマウントという明確なポジション奪取がなかった場合、序盤にリバーサルを決めたモンカイオの勝利になるのか──F2Wでの勝ち方というのは気になるところだ。