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【Brave CF43】計量終了 2階級制覇目指すアルシラウィがミドル級戦。黄金新人モカエフはプロ3戦目へ

【写真】2階級制覇に乗り出したウェルター級王者アルシラウィが、オランダのセイダンと対戦(C)MMAPLANET&ROAD FC

Brave CFのバーレーン3連戦=コンバット・キングダム・シリーズ最終戦=Brave CF43がバーレーンのリファーにあるバーレーン・ナショナル・スタジアムで1日(木・現地時間)に開催され、その計量が9月30日(水・同)に行われた。

今大会はヨルダン人王者=Brave CFウェルター級チャンピオンのジャラ・フセイン・アルシラウィが、ミドル級でオランダ人選手のメルヴィン・ヴァン・セイダンと戦い1戦がメインで組まれている。


昨年10月にウェルター級の頂点に立ったアルシラウィは、4月に今やUFCで3連勝と飛ぶ鳥を落とす勢い勢いにあるカムザット・チマエフの挑戦を受ける予定だったが、新型コロナウィルス感染拡大でイベントが中止に。チマエフはUFCに旅立っていったが、アルシラウィはBrave CFでチャンプ・チャンプを目指すという目標を掲げた。

今回の試合、勝利は絶対でパフォーマンスが良ければ2週間前のBrave CF41でダニエル・ガウショからベルトを奪ったモハメド・ファフレディンへの挑戦権を手にできる──そんなテストマッチとなる。

セミのバンタム級戦ではWFCAやACAで戦い、Braveに転じて2戦目のカスン・カスモフが、ディミタル・コストフと対戦する。ここでキャリア13勝1敗とすれば、チームラカイ所属のバンタム級王者スティーブン・ローマンへの挑戦が見えてくる──カスモフにとっても試金石マッチだ

59キロ契約マッチではプロ2戦目、バーレーン王族の秘蔵っ子&ゴールデンルーキー=ムハメド・モカエフがプロ3戦目を迎える。

ダゲスタン生まれで英国育ちのモカエフは2019年&2020年のIMMAF世界王者で、アマで23勝0敗というレコードを引っ提げて7月11日のスウェーデン大会でプロ初陣を戦ったモカエフ。この時は、体重オーバーのグレン・マクベイの守りのファイトに判定勝ちと、内容的に不満の残る初陣となってしまった。

それから僅か11日後に英国のセルティック・グラジエイターではミドルからパンチの追撃で51秒KO勝利を挙げているモカエフは今大会では、戦績3勝0敗のジェイミー・ケリーと対戦。現地のNHK MMAチームのファイターということもあり、御前試合で前回以上のインパクトを残したい。

また今大会には先週のUAEWに続き、韓国からTOP FCやDouble Gで戦ってきたキム・テキュンが参戦する。

貪欲に中東のフィーダーショーに進出する韓国勢、キム・テキュンはデビュー以来6連勝と同プロモーション2勝目を賭けてメキシコのアルトゥル・チャベスと対峙する。

さらにキルギスから15勝3敗のアブディサラム・クバチニエフも出場するなど、アジア全域から気になるファイターが集まるBrave CF43だ。

■視聴方法(予定)
10月25日(金・日本時間)、
午前0時00分~ FITE

■Brave CF43計量結果

<ミドル級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ:84.0キロ
メルヴィン・ヴァン・セイダン:83.6キロ

<バンタム級/5分3R>
カスン・カスモフ:61.5キロ
ディミタル・コストフ:61.7キロ

<ライト級/5分3R>
アブドゥルラクマン・マフハザエフ:70.8キロ
アブディサラム・クバチニエフ:70.8キロ

<ライト級/5分3R>
アクメド・シェルヴァニエフ:70.8キロ
アルマン・ポパル:70.5キロ

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ:59.0キロ
ジェイミー・ケリー:58.5キロ

<フェザー級/5分3R>
アンゾル・アブドゥルコザエフ:66.2キロ
ソハイル・ダボージ:66.1キロ

<67キロ契約/5分3R>
キム・テキュン:67.0キロ
アルトゥル・チャベス:66.9キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
キャラム・マーリー:66.0キロ

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