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【DWTNCS S04 Ep07】What a fight !! 魂の打撃戦、組みでも上回ったエングリンが逆転判定勝ち取る

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングリン(米国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28
ムハンマジョン・ナイモフ(タジキスタン)

鋭い右カーフを蹴ったナイモフが、エングリンのステップインに再びカーフを蹴る。左ローから後ろ回し蹴りを繰り出したナイモフは、右カーフからスピニングバックフィストを見せる。エングリンは組んでケージへ。ヒザをボディに蹴り合うと、ナイモフは差し返して態勢を入れ替える。ボディにヒザを入れたナイモフは、離れたエングリンにヒザのフェイクからの右を被弾する。

すぐに前に出てロー、スピニングバックフィストに続き、スピニングバックキックを放ったナイモフは再びケージに押し込まれる。ボディロックテイクダウンからマウントを許し、背中を譲ったナイモフは両足をフックされる。残り90秒、手首を取って懸命に絞めを防ぐナイモフは、フックを解いて胸を合わせつつ立ち上がる。

エングリンの立ち上がり際に、反則かリーガルが微妙なタイミングでヒザを顔面に打ったナイモフが、フックを当てるが直後に右を被弾する。ナイモフは再び右フックを打ちこみ、クリンチゲームでヒザを突き刺す。ここでテイクダウンを狙い、バランスを崩したナイモフはサイドで抑えられラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーを見せたナイモフの後ろ回し蹴りがエングリンの頭部を捕えそうになる。エングリンは首相撲&ヒザ蹴り、離れて右フックを打ち込む。再びタイ・クリンチからヒザを突き上げたエングリンは、離れて右アッパーを狙う。ナイモフも組んでヒザを繰り出すが、これがエングリンの急所に入り試合が中断する。再開後、エングリンが首相撲でナイモフを捕えヒザをボディに連打する。

ナイモフも離れて右フック、首相撲にはボディを殴り、ヒザを効かせる。明らかに腹を庇う構えになったエングリンに対し、ナイモフはワンツー&右ローと対角線コンビネーションを見せる。しかし、首相撲&ヒザ蹴りをキャッチされテイクダウンをエングリンに決められ、バックマウント、マウントから攻撃を許す。ナイモフが胸を合わせに行ったところで、エングリンがマウントを取り、思い切りエルボーを落とす。たまらず背中を向けたナイモフは厳しい状況を時間に救われた。

3R、インターバルでナイモフは仕切り直しができるか。「契約したいんだろ。なら、攻めろ」とセコンドの叱咤激励を受けたナイモフに対し、エングリンがボディアッパーを入れ、アゴにもアッパーを打ち込む。さらに左エルボーを被弾して下がったナイモフに対し、エングリンがパンチのラッシュをかけ右ストレートをヒットさせる。頭が揺れながらパンチを返すナイモフだがジャブから右ストレートを被弾し、テイクダウンへ。

切ったエングリンはナイモフを立たせてワンツーフック、右エルボーを2発当て、右アッパーを打ち抜く。さらにアッパーから左フックを打ちこんだエングリンも、打ち疲れから体が流れるようになる。スピニングバックフィストを空振りしたエングリン、ここではテイクダウン狙いを選択してしまう。

右エルボー、右ストレートをヒットさせたエングリンが右アッパー、間合を外したナイモフはアッパーを被弾してケージに詰まる。エルボーを当て、姿勢を乱したナイモフのバックを制したエングリンはバックグラブへ。胸を合わせてトップを取ったナイモフはパスからエルボーを連打する。残り20秒、クルスフィックス狙いを耐えたエングリンはヒジを打たれながら足を戻し、タイムアップに。

ダナ・ホワイトがスタンディングオベーションを贈った激闘は、エングリンが判定勝ちをモノにし「凄く嬉しいよ。最高の勝利を手にすることができた。彼の蹴りはハードだったけど、僕の蹴りもハードだった。とにかく2Rと3Rを攻め切った。アレが僕の戦いだ。父と一緒にソファに座って、UFCを見てきた。夢を実現させたい」と話した。


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