【UFN175】アジア勢米国上陸開始──グラッソと戦う、キム・ジヨン「トップ10の力があることを示す」
【写真】この2試合は計量失敗をしていたキム・ジヨンだが、今回は問題なくパスしている(C)Zuffa/UFC
29日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX開催されるUFN175:UFN on ESPN+33「Smith vs Rakic」にキム・ジヨンが出場し、アレクサ・グラッソと対戦する。
もともと6月27日に組まれていたが、COVID19の感染拡大で延期されていたキム・ジヨンとグラッソの戦いがこのタイミングで組まれた。米国在住でないアジア人UFCファイターが、ついにラスベガスに招聘されるようになったことを示す一戦だ。
26日(水・同)に行われたバーチャルメディアデーで、キム・ジヨンは「この延期は去年、手術した私にとっては、より状態が良くなることができたので良かったと思っている」と話している。
昨年10月にナディア・カッセムに勝利したあと、2カ月後の試合はヒジの負傷でキャンセルした彼女にとって10カ月ぶりの復帰戦となるが「手術後は完治するまでもフィジカル、特にメンタル的に強くなれるよう心がけ、の準備をしてきた。パンデミックは世界の人々を大変な状況においやっているけど、韓国の皆にはUFCの試合を五輪やワールドカップのように楽しんで欲しい。韓国に勝利を持ち帰るためにハードなトレーニングを積んできたので」と語り、手術前よりも調子が良くなっている様子だった。
またストロー級から階級を上げてくるグラッソに対して、「ストロー級の時の彼女は本当に大きかった。フライ級になってパフォーマスは色々と違いが出てくると思う。今、私は14位だけど彼女に勝ってトップ10の力があることを示し、タイトルに近づきたい」というコメントを残している。
■ UFN175計量結果
<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス: 205ポンド(92.99キロ)
アレクサンドル・ラキッチ: 205.5ポンド(93.21キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ロビー・ローラー: 171ポンド(77.56キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
アレクサ・グラッソ: 126ポンド(57.15キロ)
<フェザー級/5分3R>
リカルド・ラマス: 145ポンド(65.77キロ)
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ: 205ポンド(92.99キロ)
イオン・クテレバ: 205.5ポンド(93.21キロ)
<ミドル級/5分3R>
マキ・ピトロ: 184.5ポンド(83.68キロ)
インパ・カサンガネイ: 185.5ポンド(84.14キロ)
<ミドル級/5分3R>
ザク・カミングス: 185ポンド(83.91キロ)
アレッシオ・デキリコ: 184ポンド(83.46キロ)
<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス: 145ポンド(65.77キロ)
オースチン・スプリンガー: 151ポンド(68.49 キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ: 170.5ポンド(77.34キロ)
クリスチャン・アギレラ: 170ポンド(77.11キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
エミリー・ウィットマイアー: 115.5ポンド(52.38キロ)
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
マロリー・マーチン: 115.5ポンド(52.38キロ)
ハナ・サイファース: 117ポンド(53.07キロ)