【Double GFC04】ホン・ジュンヨン✖キム・サンウォン。フェザー級の熱闘は5人ジャッジ制2-0の痛み分け
<フェザー級/5分3R>
ホン・ジュンヨン(韓国)
Draw 2-0: 30-29.30-29.30-30.30-30.29-29
キム・サンウォン(韓国)
左ジャブを伸ばすホン、キムがジャブから左フックを狙う。ホンの蹴りをかわしたキムが左ジャブを届かせ、ステップインに左右のフックを連打する。さらにワンツーのキム、ホンは動きがまだ固い。そのホンがダブルレッグでキムに尻もちをつかせるが、すぐに立ち上がられて離れる。キムはワンツーから左ジャブ、さらにワンツーと攻め立て左フックへ。ホンの右フックに組みついたキムがケージに押し込む。
離れた両者、ジャブは相打ちとなり、ホンが左ハイから前に出る。跳びヒザを見せて組んだホンがバックへ。離れたホンは、ローを交換後に右を被弾する。さらにワンツーの右を入れたキムが初回を取ったか。
2R、ホンがジャブだけでなく右を見せ、キムはワンツーからハイ、さらにシングルと両者の手が増えてくる。前に出てワンツーを入れたキムは、ホンのフックにも組んでヒザを狙う。ややクラウチングのホンに対し、上半身が柔らかいキムが左右のフックを纏める。ホンも右オーバーハンドを打ち返す。近距離での打ち合いは手数はキムだが、ホンには一発があるか。
間合をとりなおしたキムに左を入れたホンが、アッパー、パンチを纏めるように見せてテイクダウンで上を取る。左腕を差すが、スクランブルに持ち込めないキムはニーシールドを取り、下から殴る。ホンは一旦立ち上がるも、キムはここでスタンドに戻れずバックを許してしまう。スクランブルから立ち上がった両者、かなり疲れた様子で最終回へ。
3R、ハグで健闘を誓いあうとキムが左ジャブを当て、ワンツー。もう一度左を当てると、ホンが右を打ち返す。右をダブルで当て、左も入れるホンに対し、キムがアッパーをヒット。ワンツーからハイを狙ったキム、ジャブの差し合い後に左ボディフック、続くダブルレッグはホンが切る。
クリンチに持ち込めなかったキムは左を空振りし、バランスを崩す。ホンはヒザ蹴り、クリンチでは内股を狙う。耐えたキムがケージにホンを押し込む、非情なブレイクが明治有れる。近い距離で打ち合う両者、ヒザからワンツーを伸ばすホンがここは打ち勝つ。続くテイクダウンダウン合戦は、キムがホンのギロチンを防ぎダブルレッグで制してトップへ。
蹴り上げから立ち上がったホンが、シングルレッグへ。ここでタイムアップに。ダブルGは今大会からジャッジ5人制を用いており、30-29、30-29、30-30、30-30、29-29でホンが2票獲得のドローに。
ラウンドマストでない10点法の5人のジャッジ制ゆえ、ここで計算間違いがないか再度が集計が行われる。結果、スコアに変わりはなくドローが確定した。