【LFA84】ダブルノックアウト? 踏み止まったウエストが、倒れたサルモンにヒザを入れて反則負け
<150ポンド契約/5分3R>
ボストン・サルモン(米国)
Def.2R0分53秒 by DQ
ショーン・ウエスト(米国)
カタカナでアキラというタトゥーを胸に入れるサルモン。ウエストとの対戦で右ボディにジャブを合わせようとする。スイッチヒッターのウエストは、クリンチから離れるとロングのワンツーフックを伸ばす。サルモンはウエストの前進に右を当て、自らは組んでいく。離れた後にサルモンの思い切りの良い左に、右をカウンターで決めたサルモンは、左ロー。バランスを崩したウエストが左のロングフックも、サルモンがかわして右を被せる。打撃戦のなかでテイクダウンを狙うサルモンだが、そこはウエストが許さず初回はほぼ互角のキックボクシング戦となった。
2R、左フックを当てたサルモンがシングルレッグ、足を抜いてヒザ蹴りから、思い切り左右の鋭いフックを打ち込む。さらにヒザから右ジャブを当てたサルモンだが、続くワンツーの右フックと、ウエストの右フックが同時に顔面を打ち抜く。ここで両者が姿勢を乱すが踏み止まったウエストに対し、サルモンはマットにヒザをつく。と、まだ片ヒザがマットに着いている状態で、ウエストが思い切りヒザを蹴り込んでしまう。サルモンは完全に意識が飛び、キャンバスに崩れ落ちる。両手を挙げて勝利を喜ぶウエストだが、完全は反則行為。結果、サルモンが反則勝ちとなり、敗者はかつての練習仲間は素直に反則を詫びた。