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【Titan FC60】動き出す米国MMA。タイタンFCが29日に無観客大会。JZが謎のコンバットグラップリング出場

JZ【写真】ISKAコンバット・グラップリングでもあっても、このようなJZのパウンドは見られない。しかし、どのようなルールだろうがJZが見られることは楽しみだ (C)TITAN FC

8日(金・現地時間)、米国フロリダの大手フィーダーショー=Titan FCが29日(金・同)に同州において無観客大会を開催することを発表、5試合のMMAとコンバット・グラップリング戦が1試合組まれることとなった。

フロリダ州ではエンテーテイメントは人間が生活するうえで欠かさないという州の方針が決まり、WWEの収録やUFC3連戦が行われている。今回は、この波にタイタンFCも乗ることとなった。


タイタンFCのレックス・マクマホン代表によると州政府、ステート・ボクシング・コミッション、UFC、マイアミ市長、フロリダ州選出の上院議員らと話し合いを進め、4月29日開催予定だったイベントをスライドさせ、Titan FC60として会場非公開、無観客大会として行うことになったという。

Hamed州政府やコミッションからは最低限の人数、検査の実施、ソーシャルディスタンスの徹底、衛生面を徹底して重視という方針でイベントにGoサインが出された。大会はコンパクトでMMAは5試合、そのトリはタイタンFCウェルター級コンペティターで、ここ3試合はBrave CFで戦ってきたATT所属のストライカー=ロミ・ハメッドが4年振りの実戦となるフランク・カリロと対戦する。

また大会のメインはコンバット・グラップリング戦でJZ・カルバンこと、ジェシアス・カバウカンチが元タイタンFCライト級王者ハマシュ・マンフィオとブラジリアン対決を戦う。JZは2018年4月にブレイブCFでMMAを戦って以来、この2年間はカサイ・プロ、クインテット・ウルトラ、サブスターズとグラップリング・マッチで戦ってきた。

2月にはニッキー・ライアンにヒールで敗れたJZだが、今回のコンバット・グラップリングがISKAのコンバット・グラップリングに準じているのではれば、スタンドではエルボー以外の打撃が認められ、寝技になるとパウンド禁止という準MMAルールの試合となる。

一体、このコンバット・グラップリング戦がどのような試合形式なのかは、関係者に確認を取っているところだ。フィーダーショー・レベルまで動き出した北米のMMA界。そしてJZという日本でも馴染みのファイターが、謎のコンバット・グラップリングで元タイタンFCライト級チャンピオン対決を戦う──Titan FC60はUFCファイトパスで視聴が可能だ。

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