【UFC249】王座決定戦へ、ジャスティン・ゲイジー「肘で鼻を壊してもらいUFCに手術代を払ってもらう」
【写真】MMA界のダイハード、ジャスティン・ゲイジー。相手を傷つけることは当然として、自らが傷つくことも厭わない (C)Zuffa/UFC
5日(火・現地時間)、9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249のメディア・カンファレンスコールが行われ、トニー・ファーガソン、ジャスティン・ゲイジー、ヘンリー・セフード、ドミニク・クルーズの4名が出席した。
ここではUFC暫定世界ライト級王座決定戦でトニー・ファーガソンと対戦するジャスティン・ゲイジーのコメントを追ってみたい。(※要約)
「4月18日に戦うことを決めた時は、20日間と準備期間はとても少なかった。でも、結果的に6週間でトータル5週間の練習を積むことができた。トニーと戦うために必要な精神状態になっている。その期間ができたことはありがたかったよ。
この試合は人生で一番重要な試合だ。世界で2番目のナンバーツーのタフな男は、こんなところでくたばることはできない。この階級で現状、最高の2人が戦った勝者が米国を代表することになる。だから、俺は戦うんだ」
「トニー・ファーガソンの印象? 僕は大のMMAファンなんだ。彼は最大の努力をしてケージに足を踏み入れているし、嵐のようなファイトをしたい。UFCの皆もこの試合のために懸命に仕事をしてくれた。そんな人たちのためにも絶対に勝負を諦めない。UFCファイターはキケンなファイトが好きだし、トニーもえげつないファイトをしてきた。そういう試合を僕らはすることになるだろう。ケガは嫌だけど皆はそういう試合を臨んでいるからね。僕らもベスト尽くすだけさ」
「無観客試合? アリーナだろうが、ジムのなかだろうが構わない。試合は試合だ。ファンがいないから、相手の息遣いとか、コーチの支持もとか聞こえてくるだろう。もう一度言うと、僕はMMAのファンだから試合が楽しみでしょうがないんだ。だからファンをがっかりさせるようなことは絶対にしない」
「僕らファイターは今回のような色々なことが起こっても、運命をコントロールすることはできない。終わったことや、政治的なことには興味を持たないようにしている。結果、自分の臨んでいた最高の舞台に立つことができる。僕は自分の感情をコントロールするよう努力するけど、将来のことだってコントロールはできない。ファイターなら自分がナンバーワンだと信じ、そして戦うだけ。そしてケージに入れば、勝つだけだよ。
勝ち負けはそれほど重視していない。絶対に諦めない、その姿勢を持って戦いたい。25分間、戦い続ける。トニーにはエルボーで俺の鼻を折って欲しいよ。レスリングを始めてから12年間、鼻が通っていない。エルボーで鼻が壊してもらって、UFCに手術代を支払ってほしいんだ。ホント、エキサイティングな試合になるよ」
■UFC249対戦カード
<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
カルヴィン・ケイター(米国)
<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールズ・ロサ(米国)