【UFC108】ジム・ミラー4年振りのラドウィックを腕十字葬に
■第7試合 ライト級/5分3R
ジム・ミラー(米国)
Def.1R2分31秒/腕ひしぎ十字固め
ドゥエイン・ラドウィック(米国)
【写真】4年振りのオクタゴン復帰を果たしたラドウィックにUFC初黒星を付けたジム・ミラー。上背はないが、見事な肉厚を誇る (C) ZUFFA
ラドウィックのセコンドは、グレッグ・ジャクソン。そのジャクソンはヘンゾ・グレイシーとアライアンスを組んでいるが、ミラーはもとはと言えば、ヘンゾの茶帯柔術家だ。
サウスポーのミラーの顔面にいきなり左ストレートをヒットさせたオーソドックスのラドウィック。ミラーは前進し、フックを連打を放つ。ラドウィックのミドルをバックステップでかわしたミラーは、左ボディを打ち込んでいく。
踏み込んで放った左オーバーフックをかわされたミラーに、ラドウィックは右へ左へとサークルリングを使いながら距離を測っていく。満を持して前進し、右を伸ばしたラドウィックだったが、ミラーの右クロスでダウンを奪われる。
ミラーは、すぐにパスに成功しマウントへ。ブリッジで逃げようとしたラドウィックの左腕をフックしたまま、右足でラドウィックの頭を越し、ミラーは腕十字へ。しっかりと足で頭を制し、腕をホールドすると、ラドウィックはたまらずタップアウト。ミラーが4年振りのUFCとなるラドウィックを一本で下した。