【Special】格闘技写真の第一人者、長尾迪氏が──こんな今だからこそ、『今』を残す撮影会開催!!
【写真】こんなコメディアンのようなイタリア系米国人=バッファロー生まれ&ラスベガス在住のおっちゃんでも、ビシッと決まる長尾マジックを体験してみてわ(C) MMAPLANET
格闘技カメラマンの第1人者・長尾迪氏が明日22日(日)から4月5日(日)まで、東京都世田谷のStudio F1 Seijoで 「コロナウイルスをぶっ飛ばせ KICK OUT CORONA!」を開く。
長尾氏は一昨年4月と9月、そして昨年4月に自らのスタジオであるStudio F1 SeijoでLet’s go studio!という撮影会を主宰してきた。今回は親交のある多くの選手から、「試合がなくなった。せっかく、練習してきたのに……」という声が聞かれ、撮影会を催すこととなったとのこと。
開催趣旨はリリースで「プロ、アマ問わず、試合がキャンセルになった選手や関係者の皆さん、過酷な減量をしたそのカッコいい身体を写真に撮りませんか? 卒業式や入学式の内容が変更になり、その姿を披露できない、見られない皆さん一生に一度の晴れ姿を写真に撮りませんか? 自粛ばかりの世の中ですが、こんな時こそ明るく笑って、コロナウイルスをぶっ飛ばしましょう」という言葉で紹介されている。
長尾氏は「10年後、その写真を眺めて『こんなことがあったなぁ』と笑って振り返られるようになっていたんだ、この世の中。色々な事情があって試合に出る人、試合に出る機会を失った人、練習しないように……試合に出ないよう勤め先から言われる格闘家だっている。その皆が、笑っていられる10年後になるよう願いを込めて、精いっぱい撮影したい」と、その想いをMMAPLANETに話してくれた。
※「コロナウイルスをぶっ飛ばせ KICK OUT CORONA!」の詳細はコチラの「3月22日から撮影イベントがスタート」をクリックして確認してください。
長尾迪
ながお・すすむ 1962年、北海道出身。写真家。日本写真家協会(JPS)会員。大学在学中より、札幌にて情報誌等の撮影を中心にフォトグラファーとして活動を始める。その後、アフリカを中心に3年間、世界をめぐる撮影の旅に出る。帰国後、ベースを東京に移し、格闘技、ポートレート、料理、囲碁、水墨画など幅広いジャンルで本格的に撮影を開始する。特に、格闘技においては精力的に撮影を続け、UFCやK-1ではオフィシャル・フォトグラファーを務めた。リングやケージのサイドから決定的な瞬間をとらえる試合撮影はもちろん、スタジオワークにも定評があり、選手や関係者からの信頼も厚い。
2017年1月から、撮影スタジオ『studio f-1 成城』を都内(世田谷区)に開設し、料理とアスリートの撮影に特化したスタジオになっている。「MMA LEGEND Vol.1ヒクソン・グレイシー」「MMA LEGRND Vol.2 高山善廣」の写真展を開催。写真集は日本、フランス、ブラジルなどで出版。近著は「那須川天心 フォトブック FLY HIGH」(双葉社)、「初見良昭コレクション 忍者刀」(クエスト)など。