【LFA83】2度目の仕切り直し=デイモン・ジャクソン、Invictaの裏を行くヘイリー・カーワンに注目
【写真】ダラス在住のジャクソン、カーワンはウェーコ在住。ともにテキサス州を根城にするファイターだ(C)LFA
6日(金・現地時間)、テキサス州ダラスのザ・ボム・ファクトリーでLFA83「Jackson vs Chaulet」が開催される。
メインは昨年、LFA暫定フェザー級王者からPFLに挑みながら結果を残せなかったデイモン・ジャクソンが1年7カ月振りにLFAで仕切り直すフェザー級マッチが組まれている。
ザ・ボム・ファクトリーはLFAにとってレガシーFC時代からの本拠地といえ、ジャクソンにとって地元であり、ネイト・ジェネーマンを破りベルトを腰に巻いた思い出の会場だ。もともとレガシーFCでフェザー級王者となり、UFCにステップアップを果たしたジャクソンは、オクタゴンでは僅か2試合──1敗1分1NCでリリースとなり、LFAでキャリアの再構築に成功。前述したようにPFLを新天地とした100万ドル獲得を目指した。
しかし、ONEにも在籍していたモブリッド・ハイブラエフのヒザ蹴りの前に僅か10秒でKO負けを喫し、そのままリーグ戦に戻ることなくプレーオフ進出もならなかった。いってみれば、31歳のジャクソンにとって今回のLFA再登場はキャリアの再々構築の一歩となる。
対戦相手のマウロ・ショウレはキックボクシングの経験があるとは思えないアグレッシブ過ぎる=粗い打撃で距離を詰め、テイクダウンから寝技に持ち込み柔術で勝負するファイターだ。ジャクソンとすれば、打撃をかわしてテイクダウンからトップコントロールでグライディング、もしくは打撃勝負も可能な相手といえるだろう。
と同時にテイクダウン後に関しては、ショウレの三角絞めなど下からの仕掛けには警戒が必要となってくる。またジャクソンと同じように当地ファイターで、アクロバチック&タンバリングで2度のオールアメリカンに輝いている──抜群のフィジカル&敏捷性を持つヘイリー・コーワンが、5連勝を賭けてブリトティ・クラウディと戦う女子バンタム級戦も、Invicta FC Phoenix Seriesの裏を行くという意味でも注目だ。
■ LFA83対戦カード
<フェザー級/5分3R>
デイモン・ジャクソン(米国)
マウロ・ショウレ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・パターソン(米国)
マット・ディクソン(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ヴァーノン・ルイス(米国)
オウステン・レーン(米国)
<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ(米国)
クリス・オコン(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
ヘイリー・コーワン(米国)
ブリトニー・クラウディ(米国)
<バンタム級/5分3R>
フェルニー・ガルシア(米国)
ジェイ・ヴィオラ(米国)
<ライト級/5分3R>
マリク・ルイス(米国)
デイヴィッド・ルナ(米国)
<ライト級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ(米国)
ザク・ケリー(米国)