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【LDHma】トライアウト&リアリティTV、髙谷裕之プロジェクト─02─「賑やかしで関わるわけではない」

Hiroyuki Takaya【写真】「チャラいことをするのかって、思われるかもしれないですけど、僕がやるんだから大丈夫」と髙谷は言い切った (C)LDH

LDH martial artsがLDH JAPANとともに格闘技界に新しい風を送り込む髙谷裕之インタビューPart.02。オーディション→リアリティTV→LDH格闘技イベントでのデビュー。髙谷にとって第2の格闘技人生は、格闘技を「良い時代に戻す」こと。

髙谷自身、彼がTV格闘技で活躍した時代と、今のMMAの違いを理解した上で、あくまでもケージの中は強さを求め、新しい層に格闘技を広げる。

今回の一大プロジェクトに関して、さらに踏み込んだ話が髙谷から訊かれた。

<髙谷裕之インタビューPart.01はコチラから>


──LDH martial arts興行は継続的に開催するイベントになるのですか。

「ここは少し細かい話になるのですが、LDH JAPANの興行をLDH martial artsがプロデュースしていく感じです。色々な予算があるので(笑)。だから僕はプロモーターではなく、プロデューサーですね。HIROさんも格闘技が大好きで、『むしろやりたい』という感じなんです。そこで僕や岡見は格闘技をずっとやってきた人間だし、僕が中心になってやらせてもらうような形です」

──良かった時代。そこからMMAは中身が変わってきました。技術的、体力、試合の流れも。世界のMMAの進化に続けというMMAになるのか、日本独自の総合格闘技路線になるのか。どちらでしょうか。

「当然、世界に出ていけるような強い選手を育てたいです!!  ゆくゆくは名実共に兼ね備えた選手がUFCにチャレンジするとか。そんな選手も出てきて欲しいですし。競技として、選手には強さを当然求めてもらいたいなと思っています」

──それは先ほども言いましたが、メジャー系はおろかフィンランドでも試合をまとめた自身のキャリアにも重ね合わせることができますね。

「強さを求めていたら、結果的に海外で試合をすることになったということでしょうかね。日本でどうのこうというよりは。結果、そうなったということなんです。フィンランドに関しては、たまたま試合も決まっていなかったので出たのですが、それもやはり一番強いのはUFCで、そこに行くために戦った。そういう気持ちでした」

──あの時はドイツ人のアラン・オマーにテイクダウンでスコアリングされて敗れました。フィンランドでこういう無名の実力者と戦うのかと思った記憶があります。そのUFCへという想いはいつまで持ち続けていたのでしょうか。

「ホント、そのフィンランドの試合の時ぐらいまでじゃないしょうか。あと何試合戦おうと決めるまで、UFCを狙っていたので」

──目指していた時と、区切りをつけてからは戦いに向かう姿勢が変わったということはありましたか。

「自分のなかではそういうつもりはなかったですが、目標がハッキリせずに戦うようになっていたとは思います。ただ単に強くなりたいとか、そういうキャリアの最初の頃と同じような気持ちになっていって」

──練習をして成長はしている。だけど、その成長をどういう相手に出すのか、その辺りがキャリアの終盤の難しさかと思っています。

「あと何年、あと何試合って決めるまではUFCを目指していて。それを区切った時点でテンションが下がったのは間違いないと思います」

──普段の練習からですか。

「練習はしっかりとやっていたのですが、様々な大会に若い子が出てきた時に、俺の居場所じゃないな。そろそろ違うかなって思いましたね。それだったら、僕が試合をするよりLDHとして格闘技界を盛り上げるような事をした方が格闘技のためになるのかなっていうのは、ここ数年感じていたことです」

──格闘技イベントを開催するだけでなく、格闘技界を変えていきたいという希望を持っているのでしょうか。

「う~ん、そうっスね。格闘技を身近にして、もっと気軽に見たり、実際にしたいと思われる……近くにあるような格闘技にしていきたいです」

──大晦日のRIZINが2万人を越え、会場の熱は素晴らしかったと。その一方で、視聴率は伸びなかったということはそれだけ格闘技のパイが狭くなったのかと。そして、広まるために格闘技の中身が変わるということが、この国では行われてきました。そういうなかでLDHとやっていくことで、芸能人が絡むのかという見方もされると思います。

「そういう部分もあると思いますが、それは僕がやるんで安心してください(笑)。興行自体に音楽と格闘技を絡めて、新しいファンを掴んでいきたいと思います。やはり発信力があるので、現状の格闘技界では届かないところに届かせる。そういう部分から垣根を取り払って、裾野を広げてきたいです。そのためにLDHの力を借りることになります。

そしてLDH martial artsのメイン事業になりますし、AbemaTVさんが一緒になってやること、その意味が伝わるようにプロデューサーとして、工夫していきたいです。チャラいことをするのかって、思われるかもしれないですけど、僕がやるんだから大丈夫だよって。

LDHのアーティストって、アスリートばりのトレーニングをしてパフォーマンスを向上させている人間もいるんですよ。よく格闘技を見ているアーティストもいます。そういう格闘技を愛して、僕と一緒に格闘技界を盛り上げたいという人間とやっていきます。

本当は試合に出たいぐらいの気持ちを持っているけど、彼らには本分がありますしね。でも試合には出られないけど、オーディションに受かった選手と一緒に練習をして、彼らの成長に付き合いたいって言うぐらい熱いんです」

──やることは違っても、取り組む姿勢と格闘技への想いという共通項があると。

「ハイ。単に知名度が高く、人気者の力を借りて賑やかしで格闘技に関わるわけではないです。そういう人間と僕が一緒にやっていくということで、HIROさんも『だったら、面白いな』って格闘技とLDHのエンターテイメントを一つのモノとしてやっていくことを認めてくれたんですよ」

<この項、続く

──拳で世界を変える!──

LDH FIGHTER BATTLE AUDITION 募集要項

東京オーディション
日時:3月1日(日)
場所:EXFIGHT

大阪オーディション
日時:3月15日(日)
場所:クリエイティブセンター大阪スタジオパルティッタ 

[応募資格]
:総合格闘技プロ3戦以内(キックやボクシングは何戦でも経験者可)
:1994年3月16日から2005年4月1日生まれ
:LDH martial artsと正式契約が可能で、他ジムや企業と契約がないこと
: LDH martial artsの一員として練習、試合などに活動できること

[特典]
: LDH martial arts所属育成選手契約
: DH主催格闘技イベントへの出場権
: EXFIGHTでのフィジカル、テクニックトレーニングでの無償指導
: AbemaTV製作・配信のリアリティショーへの出演
:必要な方にはLDHが運営する飲食店舗をアルバイト先として紹介
:以降行われる格闘技イベントの出場枠の確保

【締め切り】
2月15日(土)24:00

オーディション申し込みはコチラから

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