【Pancrase314】南アフリカの柔道キング=ルサンド・ビコ、パンクラス2戦目は小川徹戦!!
【写真】連敗阻止ではなく、連勝スタートとしたい小川 (C) MMAPLANET
5日(水)、パンクラスより4月12日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase314の追加カードが発表された。
昨日アナウンスされたライト級=上迫博仁✖粕谷優介に続き、今日明らかになったのは小川徹✖ルサンド・ビコのフライ級のマッチアップだ。
抜群のフィジカルを誇り、秋葉太樹に柔道+レスリングの組みMMAで勝利したビコは、先人ボカン・マスンヤネと違い、パンクラス再来日を果たすこととなった。MMA最後の未開の地=アフリカからパンクラスへ、ビコのデカゴン2戦目の相手は小川だ。
小川はプロMMAデビューから8連勝後、なんと勝ち負けを繰り返すこと4度、過去7戦は3勝4敗となっている。タテキ・マツダ、マモルという実力者に勝利しながら、上田将竜に2敗、翔兵、ライリー・ドゥトロというフライ級トップ争いで遅れを取ってきた小川だが、言い換えると連敗はしていない。ここでドゥトロ戦に続き、国際戦で敗れるとなればキャリア初の2連敗で完全にタイトル戦線から脱落してしまう。
強靭なフィジカルを誇り、テイクダウンと抑えの強さは既にパンクラス随一といえるビコを相手に、まずは組まさない打撃戦、そして組まれてからのリカバリー、要はこれから小川がトップを目指すために磨かないといけない部分が問われる──南アフリカの柔道王との戦いだ。