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【ONE & Pancrase】修斗に続き、パンクラスもONEとパートナーシップ結び、KOPはONEと独占契約

Hata & Sakai【写真】修斗に続き、パンクラスもONEとパートナーシップを結んだ(C) MMAPLANET

14日(木)、東京都渋谷区のホテル・サンルートプラザ新宿でONE ChampionshipとPancrase、両者のパートナーシップ契約の締結に関する記者会見が行われた。


1月25日のONEと修斗に続き、老舗パンクラスもONEとパートナー契約を結んだ。その結果、2019年4月以降にパンクラスでタイトルマッチを行い王者に認定された選手はONEと独占契約し、ネオブラTで優勝した選手はONE Warrior Seriesの出場権が与えられる。

またONEによって選出されたパンクラスのアマチュア選手にEvolve MMAで1年間練習する機会が提供され、パンクラスと複数試合契約を結んでいるトップランカーたちがONE出場を希望した場合、全面的なバックをしていくというもので契約期間は3年になる。

会見に出席した秦アンディ英之ONEジャパン代表とパンクラス酒井正和代表の冒頭の挨拶は以下の通りだ(要約)。

秦アンディ英之
「パンクラスは世界基準を追求する中で、120名のファイターを世界に輩出しスポーツ化を目指すという点でONEと方向性が同じです。ONE創始者のチャトリ始め、一同が一緒になって組んでいくということになりました。

アマチュア選手の選考方法などはこれから、酒井代表と話を詰めていくことになります。パートナーシップは2019年4月から3年間の契約となっています。何より大切なのは選手の環境、今後の可能性です。お互いの団体の強み、パンクラスの世界基準の運営能力と経験値、ONEのプラットホーム、ノウハウ、人材を共有しながらより良い未来を作っていくことにこだわりを持ち、産業自体を盛り上げていく想いで提携をさせていただきました」

酒井正和
「チャトリさんとは色々と意見交換をし、お互いのビジネス、将来を話すということを重ねてきました。ONEが進めようとしている医療だったりケアだったり、ONEは総体的なプラットホームを持っている世界の類のない団体です。パンクラスもスポーツ化を進めて、6年前から世界標準ということでスポーツ化にこだわってきました。

選手たちの生活基盤の提供など日本では難しいことを、ONEはアジアでビジネス化してきました。アジアで成功しているモデルが、アジアの文化であるアーシャアーツが、IPビジネス、コンテンツとして世界中に広まるお手伝いができれば良いな、それによってパンクラスで戦っている選手に生活基盤ができるようになれば。そういったことで幅が広がっていくのではないかと思っています。そういう想いでパートナーシップ契約を3年間結ばせていただきました」

また会見場ではチャトリ・シットヨートンCEO&会長の挨拶が映像で流された。

チャトリ・シットヨートン
「酒井さんの友情に感謝しています。パンクラスとONEがパートナーシップを結んだことは歴史的な出来事です。日本人の血が半分流れている私にとって、パンクラスとONEにとって日本のヒーローが世界的なステージに登場することが嬉しくてなりません。手を取り合って、日本の偉大さを世界に見せましょう。ありがとうございます」

※質疑応答、会見に出席した久米鷹介、ISAO、若松佑弥のコメントは後程アップします。

■ Pancrse303対戦カード

<暫定バンタム級KOPT/5分5R>
[暫定王者]ハファエル・シウバ(ブラジル)
[挑戦者]瀧澤謙太(日本)

<ライト級/5分3R>
上迫博仁(日本)
サドゥロエフ・ソリホン(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
堀江圭功(日本)
田中半蔵(日本)

<フライ級/5分3R>
翔兵(日本)
ライリー・ドゥトロ(米国)

<バンタム級/5分3R>
田中路教(日本)
ウラジミール・レオンティブ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
神酒龍一(日本)
秋葉大樹(日本)

<フライ級5分3R>
荻窪祐輔(日本)
中村龍之(日本)

<女子バンタム級/3分3R>
東陽子(日本)
チョン・ソユン(韓国)

<ライト級/3分3R>
小林裕(日本)
阿部右京(日本)

<バンタム級/3分3R>
井関遼(日本)
高城光弘(日本)

<バンタム級/3分3R>
前田浩平(日本)
平田純一(日本)

<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
大谷啓元(日本)
上野惇平(韓国)

<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
永井佑虎(日本)
廣川懸三(日本)

<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
山本敦章(日本)
聖王DATE(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
猿飛流(日本)
岡野竜己(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
三澤陽平(日本)
廣中克至(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
赤崎清志朗(日本)
聡-S DATE(日本)

<ネオブラッドTストロー級1回戦/3分3R>
御代川敏志(日本)
立花恵介(日本)

<ネオブラッドTストロー級1回戦/3分3R>
川端康太(日本)
平賀正孝(日本)

■ONE90対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
[挑戦者]青木真也(日本)

<ONE世界女子ストロー級(※56・7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィォン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]長谷川賢(日本)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
[挑戦者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
若松佑弥(日本)

<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

<キック72キロ契約/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP 準々決勝/5分3R>
和田竜光(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
V.V Mei(日本)
クセニア・ラチコワ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
アンソニー・アンゲレン(オランダ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ハキーム・ハメック(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
パニコス・ユーサフ(キプロス)
モハマド・ビン・マフムード(マレーシア)

<キック・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユン・チャンミン(韓国)
バラ・シェッティー(インド)

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