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【UFN143】全力ファイトでエドワーズを圧倒したベルムデスが、涙の引退宣言!!

<ライト級/5分3R>
デニス・ベルムデス(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
ティ・エドワーズ(米国)

UFCでは初めてライト級で戦うベルムデス。左ジャブを伸ばして前に出ると、エドワーズが右ローを蹴っていく。構わず左フックを当て、ローに繋げたベルムデスは頭からつっこみケージにエドワーズを押し込む。右を差し、ベルムデスの左手首を掴んだエドワーズはテイクダウンを許さず離れる。右を当てたエドワーズはさらに蹴り足を掴み、押し込みつつリリースした直後に左ハイ。続いてニータップから右アッパーのコンビネーションを見せる。

ベルムデスはテイクダウン狙いを切られ、自分の距離で戦えない。次のシングルはバックを取られそうになるが、そのまま起き上がったベルムデスがケージに押し込みフックを狙う。直後のダブルレッグも足首を掴まれ防がれたベルムデスは、諦めずにフックを振り回しつつ低い姿勢でダブルレッグを仕掛け、ついにテイクダウンに成功する。ハーフで抑えたベルムデスは左エルボー、左のパンチを連打したところで初回が終わった。

2R開始直後にシングルレッグにギロチンを合わせようとしたエドワーズだが、テイクダウンを取られ、キムラを仕掛けられるとパスを許す。頭を跨いでキムラを続けるベルムデスだが、エドワーズは懸命に腕を伸ばす。ついには腕関節を防いだエドワーズはスクランブルのなかでギロチンにも反応して立ち上がると、左エルボーを打ち込む。フック、ローと攻撃を続けるベルムデスは、その攻撃で体が揺れるようになっていたが、エドワーズもダブルレッグを粘れなくなり背中をマットにつける。ベルムデスはハーフからパンチを落とし、2Rをモノにした。

最終回、飛び込んできたベルムデスに左フックを合わせたエドワーズだが、逆にパンチを被弾した直後にシングルレッグでテイクダウンを奪われる。後方回転から足を取りにいったエドワーズにギロチンを合わせ、横回転からトップを取ったベルムデスはもう一度下になり絞めつける。首を取ったままハーフネルソン、ワールド気味に絞めることでエドワーズの背中をマットにつかせたベルムデスが、マウントを奪う。

勢いのあるパンチ&エルボーを左右から打ちつけるベルムデスが、ハイマウントへ。下を向こうとしたエドワーズに腕十字を狙う。エドワーズが腕を抜くとスクランブルへ。ここでもしっかりトップを取り切ったベルムデスはハーフからアメリカーナへ。必死にクラッチを組んで防いだエドワーズは、腕が抜けて無防備になったベルムデスにパンチをまとめたが時すでに遅し。直後にタイムアップとなり、ベルムデスが3-0の判定勝ちを手にした。

と、ここで快勝したベルムデスは涙で引退宣言。グローブをキャンバスにおいてケージを後にした。


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