【Road FC50】テイクダウンを取り続けたシム・ユリが、イム・ソヒを3‐0の判定で下す
<女子50キロ契約/5分2R>
シム・ユリ(韓国)
Def.3-0
イム・ソヒ(韓国)
頭を振って左ジャブを伸ばすシムは、足を止めてイムとパンチを打ち合う。先に組んだイムだが、逆にケージに押し込まれるとシムは右腕を差し上げてテイクダウンに成功する。ガードを両ヒザで割って一気にマウントを狙うシムだが、イムも足をきかせる。シムが頭を抱えに来たところでバックを伺ったイムは、ワキを差して立ち上がることに成功した。
逆にケージにシムを押し込んだイムだが、押し返されボディロックで倒される。バックを伺い、スタンドでRNCを仕掛けるシム。胸を合わせて逃げたイムをボディッロックで倒したシムは、すぐに蹴り上げでスタンドに戻られるもテイクダウンで試合を優位に進める。残り50秒でバックに回ったシムは、乗り過ぎて逆にダブルでテイクダウンを奪われる。ケージを背に、頭を抱えた耐えたシムが初回を取った。
2R、イムが右ストレートから連打に出ると、迎えうったシムが即ボディロックでケージへ。ブレイク後、すぐにシムがイムを押し込み、右腕を差し上げ腰に乗せてテイクダウンを奪う。袈裟からパンチを連打し、起き上がったイムとケージレスリングを続け残り90秒でブレイクに。
組んできたシムを首投げのような形で投げようとしたイムは、潰されて腕十字狙いからガードを取る。ハイガードから頭を抜いたシムがハーフからパンチを連打し、イムのシングルからダブルを切ってタイムアップを迎えた。
結果、トップコントロールはできなかったが、テイクダウンを取り続けたシムが3‐0の判定勝ちを収めた。