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【JBJJF】21日の関東オープン、22日の東日本マスターに連日出場=魂のファイター=石橋佳大─01─

keita ishibashi【写真】柔術では茶帯を巻く石橋佳大、MMAでのフィニッシャー振りと柔術での戦い方の違いも興味がある(C)KEITA ISHIBASHI

21日(土)、東京都墨田区の墨田区総合体育館で日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)主催の「第11回関東柔術オープントーナメント」が、翌22日(日)には第2回東日本マスター柔術選手権が開催される。

この両大会にエントリーしているのが、MMAで活躍を続ける石橋佳大だ。昨年はRIZIN、そして修斗では世界バンタム級王座決定戦で戦い、惜しくも結果を残せなかった石橋がMMAファイターとしての今後について、またバックボーンである柔術への思いを語る。
Text by Tsubasa Ito


――昨年10月のプロ修斗世界バンタム級王座決定戦では佐藤将光選手と戦い、惜しくも判定で敗れました。その2ヵ月前に行なわれたRIZIN『FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント1st ROUND -夏の陣』一回戦敗退後には引退を示唆するような発言もあり、去就が注目されていました。

Ishibashi vs Sato「10月の佐藤選手との試合が終わって、自分の中でひと段落ついたところはあったんです。顔の骨が3ヵ所くらい折れて、10針縫って。脳はとくに異常なかったんですけど、痛覚麻痺とか今も残っているダメージはあったので、ここでひと段落つけようかなという気持ちもありました。

でも、年明けくらいから試合が近いチームメイトが立て続けにいて、それに付き合っている間にすごく仕上がってきたんですよ。今は5分3ラウンドの試合を明日にでもできるくらいの状態です。日々強くなっている実感があるので、チャンスがあればまたMMAをやってみたいなという気持ちがあります」

――時間が経つにつれて心境に変化が生まれたのですね。昨年12月には、保持していた修斗環太平洋王座を返上しています。

「修斗って新人王が終わってインフィニティリーグがあって、環太平洋、世界といろいろな到達点がありますけど、やっぱり最終的に目指すところは世界だと思うんですよ。そこの並び順に入って、失敗して。環太平洋のベルトも大事ですけど、それは世界への挑戦権をつかむためのひとつという意味合いがあったので、一回リセットしようかなと思ったんです」

――MMAに復帰するならば、やはり修斗のリングということになるのでしょうか。

「RIZINは輝く人もいれば、僕みたいな輝かない人もいるので難しいところもあるかもしれないですけど(笑)、まずは修斗でしょうね。しばらく試合がないかもしれませんけど、そこは修斗からの『しばらく休んでくれ』と言う愛情の裏返しだと思っています。最近はバンタム級もたくさん試合が組まれているんですけど、今のところ僕には話がないので……」

――現時点では昨年10月が最後の試合ということでしょうか。

「MMAとしてはそうですね。今年3月には全日本ノーギオープンに出させてもらいました。相手のガードを割れず、スイープを取られて1回戦で負けてしまいました」

――これまでもMMAと並行して、柔術の試合に出場してきましたね。

「まだMMAの試合がない時代は、少しでも目標を持って体をつくっていきたいなという気持ちもありましたし、柔術に出て自分がどのくらいかを確かめたいという、物差しのような部分もありました。今回の柔術の試合も、緊張感とかコンディションとか体重を保つための目標として出たいなと思いました」

――柔術の試合に出場するのも実力を確かめたいからだと。

「確かめたいというのもありますし、最近は柔術とMMAグラップリングって進化が別系統にいっているので、その中でどのくらいできるのかなという気持ちもありますね」

――今回エントリーしている東日本マスターのマスター1茶帯フェザー級は、4月12日現在で出場選手は石橋選手1名のみ、同オープンクラスは和田敏宏選手と石橋選手の2名がエントリーしているという状況です。

「現状は人が少ないので、前日にある関東オープンのアダルトにもエントリーしようかなと考えています」(この取材の後、石橋は関東オープンのアダルト茶帯フェザー級にエントリー。東日本マスターのマスター1茶帯フェザー級、同オープンクラスには石橋を含め4名が集まった)

――今後はMMAよりも柔術に軸足を置くことも考えられるのでしょうか。

「そうですね。MMAが決まればそっちに集中します。それまでは月に1回とか2回とか、なるべくたくさん柔術の試合に出ようかなと思っています」

<この項、続く>

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