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【Shooto/180325】岡野に初回KO防衛成功、松本光史「ようやくここからってところです」

Koshi Matsumoto【写真】とにかく結果を残す必要がある状況が続くなかで、初回KO防衛を成し遂げた松本(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO

3月25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたプロ修斗公式戦のメインイベントで岡野裕城を1RKOで破り、王座初防衛に成功した世界ライト級王者の松本光史。

試合そのものはリーチの長い岡野をローキックから崩してパンチで仕留めるという完璧な試合運びでベルトを守った。試合後は「次のステップ」という言葉を使った松本に試合後の控室で話を訊いた。
Text by Takumi Nakamura


Matsumoto vs Okano――岡野裕城選手に1R勝利して王座防衛に成功した松本選手です。試合を終えた直後ですが、今の心境を聞かせてもらえますか。

「勝てて良かったです、ハイ」

――松本選手にとっては初防衛戦でしたが、今までとは心境が違いましたか。

「いつも毎試合、試合に臨む心境が違うので、防衛戦だから……というのはなかったかもしれないですね」

――なるほど。試合直後のコメントで「勝てて良かったです」という安堵の言葉が出たということは、ベルトを守るということへのプレッシャーもあったのかなと思いました。

「それはあったと思います。ここで負けてベルトを失っちゃったら、選手としての評価はガクッと落ちていたと思うので、それも含めて勝てて良かったなと思います」

――試合は1Rに松本選手が右フックを効かせて、そのまま連打をまとめてのKO勝利という結果でした。試合そのものを振り返っていかがでしたか。

「今振り返ると早い決着だったので、向こうはどういう作戦で来ようとしていたのかなって思いました」

――松本選手のゲームプランはどうだったのですか。

「試合を見てもらった通り、あのままです」

――ということはリーチのある岡野選手に対して、序盤はローキックで削っておいて、そこから顔面へのパンチにつなげる、と。

「はい。下を蹴って上を当てようと思いました」

――1Rから顔面へのパンチが当たるだろうなという予感はありましたか。

「1Rにセコンドからゴーサインが出たので、その指示通りに攻めた感じですね。試合直後は凄く嬉しかったですけど……こうやって控室に戻ってきて時間が経つと、すぐ次のことを考えちゃっていますね」

――試合後のマイクアピールでは「次のステージに進みたい」という言葉もありましたが。

「う~ん……それはノーコメントで」

――分かりました。ただ松本選手自身、防衛戦をクリアしたらチャレンジしたいことがあったということですよね。

「そうですね。ベルトを防衛しないことには何も始まらないと思っていたんで、ようやくここからってところですよね。2016年4月に修斗の世界タイトルを獲って、次のチャレンジをずっと考えていたし、上手くいかないところもあったんですけど、その度に自分自身を作り直して、今日の勝ちでまた先のことを考えていけるなと思います」

――松本選手自身、タイトルを獲ってからの約2年間で自分のどんなところが成長したと思いますか。

「人間として大人になってきたかなと思います。僕は他の団体のベルトを巻いたことがないんで分からないですけど、修斗のチャンピオンだからこそ、修斗の看板には泥を塗れないというか。

普段の生活や練習でもゴミが落ちていたら拾って捨てたり、スリッパが散らかっていたら並べたり……そういうことを続けていたので、大人として階段を一つ登ることが出来たと思います」

――松本選手のいう「次のステップ」が気になるところですが、次の試合はいつ頃にやりたいと思っていますか。

「無傷なんで1カ月半あれば全然できますよ。僕が試合する枠が残っているかどうか分かりませんが、5月の修斗カルッツ川崎大会でも試合できるので、是非よろしくお願いします」

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