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【UFC101】BJ・ペン、最強の挑戦者退けライト級王座防衛

2009.08.09

(C) ZUFFA■第11試合 UFC世界ライト級選手権試合/5分5R
[王者]BJ・ペン(米国)
Def.4R3分54秒/リアネイキドチョーク
[挑戦者]ケニー・フロリアン(米国)

【写真】ライト級最強のチャレンジャー=ケニー・フロリアンを下したBJ・ペンは、ライト級王座2度目の防衛、そして、昨年5月のショーン・シャーク戦以来の勝利を挙げた (C) ZUFFA

いきなり右を伸ばすBJに、バックステップでかわし左右に回りながら左ハイを見せるケン・フロ。右ストレートをヒットさせ、組み付いたBJは、すぐに距離を取った。

軽快なBJに対し、自ら距離を詰めたケン・フロは左エルボーから、細かいヒザを入れる。再び距離を取ったBJは、常にオクタゴン中央に構えてケン・フロにプレッシャーを掛け続ける。

フックから組みついたBJに対し、ケン・フロは小手を巻いて細かいヒザを繰り出す。オクタゴン中央に陣取ったケン・フロは、打撃でなくテイクダウンを狙い組みついていったが、的確なディフェンスを見せるBJに対し、ケン・フロは距離を取り仕切り直す。


再び組みついて、ヒザ蹴りを見せたケン・フロ。離れ際に右フックを、やや口が開き気味のBJに見舞っていくが、ケン・フロが踏み込んで放った左をかわし、右クロスを叩きこんだBJは、動きが止まった挑戦者に飛びヒザ、さらにヒザで追い打ちをかけたところで1Rが終了した。

2R、初回と同じようにレスリングの展開に持ち込んだケン・フロは、GSPのようにレスリングの攻防でBJを削る作戦なのか? すると、再びシングルレッグで組み付いたチャレンジャーは、執拗にケージ際でクリンチを繰り返す。BJは首相撲を見せるが、ケン・フロは下半身に組みつく素振りを見せ、首相撲から逃れる。

またもシングルを見せたケン・フロは、ボディブローを繰り出すが、BJのアッパーを逆に受ける。それでも、左ハイ、左ロー、右ローと足技を混ぜるようになったケン・フロは、ラウンド終了間際の左ローでBJのバランスを崩した。

3R、距離を取りながら、時折前に出る両者。突っ込んできたケン・フロにBJがアッパーを狙ったが、空振りに終わりケージに追い込まれる。ショートアッパーを見せるBJに、ケン・フロはシングル、ダブルと執拗にレスリングを挑んでいく。だが、右エルボーを放ちながら、距離をとったケン・フロは、BJのアッパーを被弾した。

抜群のタイミングでシングルレッグを見せるが、テイクダウンに至らないケン・フロ。またも組み付いたが、仕掛け自体が作戦で、テイクダウンを奪うに至らなくてもよしとしているのか。もちろん、これはケン・フロ陣営にしか分からない。

削るつもりで――、削られているのか、ケン・フロは組みついても、最終的にはBJのパンチが優勢を印象づけ、世界ライト級選手権試合は3Rを終えた。

迎えた4R、ケン・フロが飛び込んだところにアッパーを見舞ったBJ。ヒザを蹴りあげ距離を作ったケン・フロは、再びケージに王者を押し込むものの、王者は絶妙のタイミングでスイッチを見せる。ならばとケン・フロは首相撲から右エルボーを放つが、BJはここでパンチからテイクダウンに成功した。

エルボーを落としながら、パスをうかがうBJ。ガードからエルボーを放ったケン・フロだが、BJはトップから左エルボーを倍返しで落としていく。ここでケン・フロの足を割り、マウントを狙うBJは体を畳むケン・フロの顔面にエルボーを容赦なく落とし、ついにマウントを奪取。ケン・フロは背中を見せながら、なんとかエスケープをはかるが、バックグラブからカカト蹴りをボディに見舞ったBJは、これを嫌がって意識がボディにいったケン・フロをチョークで捉えた。

思い切り首を絞めつけたBJは、ライト級において他の追随を許さない力を持っていることを証明するように、最強のチャレンジャーから一本勝ちを奪い、2度目の王座防衛に成功。「I LOVE FAN, I LOVE HAWAII」と叫び、最後はお決まりの「BJ・ペン、ドットコムをチェックしてくれッ!」と言葉を残し、世界最強のライト級ファイターはオクタゴンを後にした。

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