【Pancrase293】端貴代がアシオリを組んで、倒して極め――快勝
<女子フライ級/5分3R>
端貴代(日本)
Def.2R3分20秒by RNC
バーバラ・アシオリ(ブラジル)
アシオリの左ジャブにショートのワンツーを見せる端。アシオリはローを蹴り、左ジャブから右ストレートを伸ばす。端の右に対しワンツーからハイキック、前に出るアシオリは組まれてケージを背負う。両ワキを差した端だが、ここはブレイクを命じられる。前蹴りで間合いを測るアシオリ、端はワンツーを見てサークリングで左もかわす。ジャブと右ストレート、右の蹴りというリズムのアシオリのミドルをキャッチした端がテイクダウンを奪う。
クローズドガードのアシオリは頭を抱えてハイガードへ。端が鉄槌を落とし左右のパンチを入れて担ぎパスへ。ここでラウンド終了となり、端が2票を集めた。
2R、ワンツーに両ワキを差して組み付いた端は、ワキをくぐってバックを伺う。差し替えてきたところで重心があがったアシオリをテイクダウンした端はパスからサイドへ。端は左腕でワキを差して抑え、足を戻させない。アシオリのブリッジを潰した端は、スクランブルでバックを制して両足をフック。背中を伸ばしてRNCでタップを奪った。
盤石の流れを見せて一本勝ちの端は、「インヴィクタとの提携の第一弾で私の試合を組んでくれたパンクラス、ありがとうございます。日本の女子MMAの架け橋になれたかと思います。私はこの先、どこに行くのでしょうか(笑)。インヴィクタで試合を組んでくれたら嬉しいし、パンクラスのベルトも狙いたいです」と話した。