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【UFC FOX26】ブラボヴィッチが最終回を落としても、焦ることなくキャノニアに快勝

<ライトヘビー級/5分3R>
ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジャレッド・キャノニア(米国)

右を打ち合ってから、間合いを外したキャノニア。ブラボヴィッチは左ミドルを入れる。飛び込んで首相撲の態勢に入ったキャノニアだが、外して細かいパンチへ。離れたブラボヴィッチが右アッパーから左ジャブ、キャノニアの前進に左フックを打ち込む。ブラボヴィッチは左ハイと右ストレートのコンビネーションを見せ、キャノニアは右ローを2発蹴り込む。ブラボヴィッチはワンツー、左ミドルを繰り出し主導権争いが続いたラウンドを取ったか。

2R、キャノニアの右ローで体が一回転したブラボヴィッチは、左ジャブを伸ばす。キャノニアも左ジャブを入れるようになると、ブラボヴィッチはダブルレッグで一気にテイクダウンを奪うバックへ。キャノニアが胸を合わせて離れると、ジャブの差し合いからブラボヴィッチが右ストレートから左のコンビでダウンを奪う。サイドで抑えたブラボヴィッチが、スクランブルでバックに回るも、ここも簡単にリリースし打撃戦に戻る。ブラボヴィッチは右フックを当て、左フックを打ってからダブルレッグでテイクダウンに成功した。

最終回、右を振るって前に出たキャノニアは、勢いのある右オーバーハンドを見せる。さらに右を続け、そしてヒットさせるキャノニアに対し、ブラボヴィッチはペースを合わせることができない。この勢いが逆転勝ちに必要なキャノニアだったが、長続きせず右ストレートに左ミドルを合わされてしまう。

そしてブラボヴィッチがダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルにもケージにキャノニアを押し込んで時間の経過を待つ。そのなかでまたもダブルレッグを決めたブラボヴィッチが、トップキープを続ける。キャノニアは残り20秒で正対したものの、がぶられて万事休す。ブラボヴィッチが3‐0の判定勝ちを決めた。

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