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【ONE59】9分09秒間続いた一方的な展開。防衛に成功したアスクレンは「誰がパンチを当ててくれ」

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
ベン・アスクレン(米国)
Def.2R4分09秒by TKO
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)

すぐに組み付いたアスクレンがヒザ蹴りからダブルレッグへ。担ぎ上げ前方にスラムでテイクダウンしたアスクレンは、バックコントロールを早くもとってバックマウントへ。カデスタムが立ち上がると、自ら着地してワンフックとしたアスクレンはこれも外して、胸を合わせダブルレッグで2度目のテイクダウンを成功する。

直ちにマウントを取ったアスクレンは、左右のパンチを連打。腰を押してヒップエスケープから足を戻そうとしたカデスタムにパンチを落としてマウントをキープするアスクレンが、バックマウントへ。必死に上を向き直したカデスタムに勢いを強めたパンチを落としていく。腹の上でも安定度抜群のパンチを落とすアスクレンは、ついに背中を向けたカデスタムに拳を打ちつけ続ける。

横向き、下向きで動けないカデスタムはヒジで流血に追い込まれながら、ついにラウンド終了まで耐えきった。とはいえ10点方なら10-6、10-5がついても良さそうな一方的な初回だった。

2R、カデスタムの忍耐力が実を結ぶことはあるのか。ケージの前でサークリングするカデスタムはワンツーに即ダブルレッグを合わされ、テイクダウンを許すとニーインベリーからパンチを被弾する。サイドに戻ったアスクレンは頭を抱えてヒザを蹴り込み、またもマウントへ。

背中を見せて亀になったカデスタムを引きずるように上向きにさせ、迎えていくアスクレンの一方的な攻撃が止まらない。バックとトップコントロールを続けてパンチを打ち続け、カデスタムの立ち上がり際にヒザを顔面に蹴り込む。崩れたところでマウントを取ったアスクレンに対し、カデスタムはすぐに背中を見せるように。エルボーを被弾し、ヒザ立ちになっても背中を伸ばされたカデスタムだったが、RNCには上を向いて我慢。

ただし、直後にパンチに背中を向けて殴られ続けるカデスタム、世界戦は陣営の意志を尊重しレフェリーのストップが遅いONEだが、さすがに島田裕二レフェリーが試合を止めた。まさに圧勝劇、王座防衛戦に成功したアスクレンはケージにベルトを掛けて「誰かケージの中で俺にパンチを当ててくれよ。スーパーファイトでも良い、ウェルター級の誰とでも戦う」と涼しい顔で話した。


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