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【HEAT40】岸本泰昭とライト級王座を賭けて戦うオク・レユン 「HEATのベルトを価値を僕が上げる」

Ok Rae-Yoon【写真】壁レス、スクランブル、そしてこの間の打撃と粘っこい強さが特徴的なオク・レユン(C)MMAPLANET

15日(土)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT40。MMAで5階級、キックボクシングで1階級、計5試合の選手権試合が組まれるHEAT史上、最大のイベントでライト級王者が誕生する。

2月の王座決定トーナメント準決勝で石川英司を破ったオク・レユンが、ライト級王座決定戦で岸本泰昭と対戦する。

母国ではROAD FCが大々的にライト級トーナメントを行うなか、海外でキャリアを積んできたオク・レユンがHEATのベルト奪取への拘り、そして岸本について語った。


(C)Angel's Fighting

(C)Angel’s Fighting

──2月の石川戦後、4月の終わりにAngel’s Fightingでパク・ユンソクを僅か55秒で勝利しています。

「序盤はまず相手との距離をしっかり掴もうとしました。相手がキックを出したタイミングに合わせるようにパンチを打ったら、左が当たりラッシュを掛けて試合を終わらせました」

──オク・レユン選手は母国ではロードFCとトップFCという2つのトッププロモーションでは試合をしていません。

「特に理由はないのですが、試合が出来る時にタイミング良く試合のオファーに恵まれ、海外でずっと試合をしているようになりました」

──ロードFCが行っている100万ドルトーナメントに出場している韓国勢と比較して、自身の力をどのように自己評価していますか。

「どの選手もトーナメントに出場できるだけあって強いと思いますし、実力のある選手達であると思います。MMAは不確定要素が多いので、直接戦うとどうなるのは予想することは難しいですが、自信だけは持っています」

──石川選手に勝った試合では、彼らの多くと遜色のない力の持ち主に感じました。

「チームにUFCファイターや他にも強いスパーリングパートナーが多いので、かなりハードな練習をしてきました。何よりチームとヤン監督を信じているので作戦通りに戦えば、誰と戦っても勝つ自信があります」

──同じ韓国人ファイターとして、ロードFCのライト級トーナメントの優勝を占ってもらえないでしょうか。

「レベルの高い選手ばかりなので誰が優勝してもおかしくないですが、同じチームの(キム・)チャンヒョン先輩が出場しているので、きっとチャンヒョン先輩が優勝してくれると信じています」

──では前回の来日から5カ月、この間、特に力を入れて練習してきた部分はあるでしょうか。

「打撃とレスリング、柔術とどれも練習してきましたが、特に打撃はシステマチックに練習してきました。もう少し面白く、そして確実に勝てる武器を創るために」

──今回、一度は岸本選手とトム・サントスの再戦が決まり、トーナメント決勝は行われない形になっていました。その知らせを受けた時は、どのような気持ちになりましたか。

「一度裁定が下った試合がやり直しになったことは不思議には思いましたが、誰が上がってこようとも関係なかったです。元々、岸本選手が上がってくると予想していたので、ここで岸本選手と戦うことになった時も特に思ったことはありませ。ただ、岸本選手とは面白い試合になるなと思いました。

岸本選手は打撃もできますし、なによりもグラップリングの実力が高いと思います。ガードからのサブミッションも上手いですし、テイクダウンも強い。日本の強豪選手と戦えてとても嬉しいです」

──岸本選手は昨年11月には同じ韓国の新鋭キ・ウォンビンに判定勝ちをしています。

「試合の映像を入手できてなく、チェックできていないのでよく分からないです。ただ、キ・ウォンビン選手に勝ったというコトは、岸本選手はやはり日本ライト級のトップクラスにいるのだなと思います。

打撃と組みを比較すると、やはり打撃の方が苦手にしていると思うのでそこを攻略しようと思います。ただ、グラウンドの練習もしっかりとやってきたので、その局面になって自信はあります。テイクダウンも簡単に許すつもりはありません」

──基本、テイクダウンを切って打撃を入れるという戦い方を石川戦では見せていました。その戦いが岸本戦で変わることはありますか。

「僕を倒すのは簡単ではないので前回と似たような試合内容になると思います。それに倒されても、問題ないです。グラウンドでも自信があります」

──ではHEATのベルトは、オク・レユン選手にとってどのような意味を持っていますか。

「いかなるイベントでもチャンピオンになることが簡単なことではないです。僕自身の実力を証明できる機会であり、どの位置にいるかを知ることが出来る重要な試合です。試練でもありますが、必ず勝ってベルトを巻き、この手でHEATのベルトの価値を上げていきたいです。

そしてファイターとして、誰と戦っても面白く、期待される選手になりたいです。一生懸命練習してきたので、良い試合ができるよう頑張ります。

7月15日はチームMADから僕も含めて3人がベルトに挑戦します。他に韓国人ファイターが2人、計5人で王座に挑むので皆でベルトを勝ち取って帰国したいと思っています」

■HEAT40対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者] ダニロ・ザノリニ(ブラジル)
[挑戦者] リ・ジフン(韓国)

<HEAT総合フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]春日井”寒天“たけし(日本)
[挑戦者]チョ・ナムジン(韓国)

<HEAT総合ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ネルソン・カルヴァロ(スイス)
[挑戦者]ソン・ソンワン(韓国)

<HEAT総合バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]赤尾セイジ(日本)
[挑戦者]キム・ソンギュ(韓国)

<HEAT総合ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)
イ・サンス(韓国)

<HEAT総合ライト王座決定戦/5分5R>
岸本泰昭(日本)
オク・レユン(韓国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
プリンス・アリ(イラン)
カルロス・ブディオ(ブラジル)

<キック・ライト級/3分3R>
般若HASHIMOTO(日本)
キム・ジンヒョク(韓国)

<ライト級/5分3R>
ジャック・ベッカー(豪州)
星子STUDY裕介(日本)

<キック・女子57キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥(日本)
ジェニフェル・ファハス(ブラジル)

<ストロー級>
猪原聖太(日本)
いちょうSnugkinともなが(日本)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R>
ゴン・ジャンウン(韓国)
KENTA(日本)

<NEWAGEキック・ウェルター契約/3分2R>
安川侑己(日本)
大岩優太(日本)

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