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【Bellator172】強烈左ストレートの持ち主ミトリオンと対戦。皇帝ヒョードル、最後の主演舞台?!

Matt Mitrione【写真】ガーディアン・オブ・ギャラクシーのピーター・クイル=スター・ロード役のクリス・プラットにも似た──実は二枚目なマトリオン。皇帝の最後の花道をどのように彩ることができるか(C)BELLATOR

18日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator 172「Fedor vs Mitrione」。メインはエメリヤーエンコ・ヒョードルがマット・ミトリオンと対戦するヘビー級の一戦だ。


2011年7月以来、5年7カ月振りの米国での試合となるヒョードル。一昨年の大晦日のRIZINのリングで3年半振りの実戦復帰を果たし、昨年の6月にはロシアのFENでファビオ・マルドナドに非常に微妙なマジョリティ判定勝ちを収めている。

対するミトリオンはUFCからベラトールに戦いの場を移し、1カ月で2度のKO勝ちを手にするなど気分良く新天地の空気を満喫している。名門パデュー大学にアメリカンフットボールにスカラシップで進学、その後ニューヨーク・ジャイアンツ、サンフランシスコ49ersに所属していたというアメリカン・スポーツ・エリート。

TUFシーズン10出演が本格的なMMAデビューでUFCには6年間在籍した。一応は幼少期に松濤館空手を学び、黒帯を修得しているものの、ミトリオンのMMAは米国で1番の人気があるプロスポーツで活躍できる運動神経をベースに技術&能力が磨き上げてきた。

ニヒルかつ人を食ったような笑顔の持ち主はサウスポーの構えから放たれる左ストレートが一番の武器だ。その大砲の呼び水になり、あるいは追撃ともなる右フックにもヒョードルは要注意が必要だろう。パンチを効かせたあとのパウンドや首相撲&ヒザ蹴りという一気の畳みかけも隙がない。

その一方で、ミトリオンは遠距離はともかくとしてインファイトでもガードを下げたままでステイし、一発を被弾するケースも少なくない。40歳を迎えた皇帝にとっては、非常に厄介である一方で、必ずチャンスも回って来る相手といえる。

キャリア36勝4敗1NCという輝かしい戦績を残すヒョードルだが、米国では3勝3敗と水が合わない。なにより、全てを手にしたヒョードルに第一次米国進出前の勝ちに拘る非常なメンタルは残っているのか。そんななかベラトールのレジェンド路線は、タイトル戦線とは離れた「お疲れ様」ファイトの特別出演ではなく、より尊敬心を持って主役を迎え入れる──という大物にとって心地良さがあるように見受けられる。

サッカーに例えるなら、欧州リーグで活躍した大物がキャリアの最後に中国や中東のリーグに在籍するのではなく、米国MLSや豪州Aリーグに招かれサラリーキャップ制外の特別な存在として、当地のサッカー人気を引っ張る立場でプレーする。そんなリスペクトがベラトールのレジェンド路線からは感じられ、文字通り皇帝も気分より、高いモチベーションを保ってのサンノゼでのファイトとなるのではないだろうか。

気持ちがファイトを形づける。そういう意味で今回のミトリオン戦は、ヒョードルがファイターとして最後に輝ける場かもしれない。

■ Bellator172対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
マット・ミトリオン(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョシュ・トムソン(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
シーク・コンゴ(フランス)
オリ・トンプソン(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・コスチェック(米国)
マウリシオ・アロンソ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ブルック・マヨ(米国)
ヴィータ・アルテガ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・テリー(米国)
デビッド・ダグラス(米国)

<ライト級/5分3R>
ニッコ・ジャクソン(米国)
セザール・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドン・モハメド(米国)
カルロス・エドゥアルド・ホシャ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョン・カルデナス(米国)
ルイス・ヴァルガス(米国)

<フライ級/5分3R>
アンソニー・ドウ(米国)
ボビー・エスカランテ(米国)

<フライ級/5分3R>
マシュー・ラミレス(米国)
ジェレミー・マーフィー(米国)

<ライト級/5分3R>
JJ・オカノヴィッチ(米国)
パラダイス・ヴァオヴァサ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・テネドラ(米国)
ロキ・レイズ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ(ロシア)
フランシスコ・フランス(ブ

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