【UFC167】TDからのパウンドで、ラシャドがソネンに圧勝
<ライトヘビー級/5分3R>
ラシャド・エヴァンス(米国/4位)
Def.1R4分05秒 by TKO
チェール・ソネン(米国/6位)
試合開始直後に右ジャブで距離を詰めて組みついたソネン。ケージを背にしたラシャドが体を入れ替える。ソネンも態勢を戻すなど、ケージ際で両者が2度、3度と向きを入れ替える。ケージを背にしたソネンは首相撲からヒザを突き上げると、ラシャドのダブルレッグを切ることに成功する。右エルボーを打ち込んだラシャドが組みつき、クリンチゲームを続ける。
ソネンの首相撲に、ダブルレッグでテイクダウンを決めたラシャド。ハーフで抑えて左のパンチを落としていく。背中をつけたままのソネンは、懸命に体を置こうとするが首を殺され、勢いのある右のパウンドを受ける。背中を見せ、パウンドをそのまま受けたソネンは、上を向くと即マウントを取られてしまう。
パウンドを連続で落すラシャドに対し、弱気の表情が覗いたソネンは背中を見せる。バックマウントでソネンの背中を伸ばしたラシャドが、左右のパウンドを連続で落とし一気にTKOでケリをつけた。