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【TUF23】ガデーリャのTD→スクランブルに削られず、3Rから猛攻仕掛けたヨアナが王座防衛に成功!!

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
ヨアナ・イェンジェチック(ポーランド)
Def.3-0:48-46.48-46.48-45
クラウジア・ガデーリャ(ブラジル/1位)

互いにタッチグローブをする気配すら見せずに試合がスタート。いきなりガデーリャの左を受けたヨアナが尻餅をつく。王者が立ち上がると、すぐにテイクダウンを奪ったチャレンジャーはバタフライガードを潰し、足を一本引き抜く。ガデーリャは立ち上がったヨアナをケージに押し込むが、体を入れ替えたヨアナが体を回してエルボー、離れて左ジャブを伸ばす。飛び込んで首相撲から、そく左腕差してケージにチャンピオンを押し込んだガデーリャが、ワキを差しあげて2度目のテイクダウンに成功する。

ハーフから左のパンチを落とすガデーリャに対し、ヨアナはシングルからケージを背に立ち上がる。両者がヒジを振るい、王者の左ローにもガデーリャは前へ。そこにヨアナがワンツーを入れ、左前蹴りを突き刺す。呼吸を整えたガデーリャが左から右を伸ばす。ワンツーを打ち合い、勢いで優ったチャレンジャーが初回を取った。

2R、打撃の交換のあと、ガデーリャがダブルからクリンチ、エルボーを入れて左腕を差していく。2度目のテイクダウンと同じ形でトップを奪取した挑戦者は、ケージにヨアナを押し込んで顔面にパンチを連打する。右足を束ねられ尻餅をついている状態で、立ち上がることができず、顔面を守ることもできなかったチャンピオンが、その右足を引き抜いて立ち上がる。

挑戦者は両差しから、左ワキを差し上げて崩しを狙う。ケージにもたれて小手の状態のヨアナに右のパンチを入れ、ヒザを受けながらシングルへ。ヨアナは右ヒジを落とし、小手を決めた状態で投げを打ち、鉄槌を落とす。ガデーリャがすぐに上体を起こし、左腕を差したままケージに王者を押し込む。オーバーフックから左ヒザをヨアナが返すと、ガデーリャは距離を取り、逆に王者が詰める。この回もガデーリャが取った。

3R、ワンツーからジャブを伸ばすヨアナ。前に出てきた挑戦者に左ジャブを打ち込む。ガデーリャが左フックを2発返し、打撃戦で負けずそのままダブルレッグを決める。ヨアナはスタンドに戻り2Rのように小手投げを狙うが、その勢いを使ってガデーリャがトップを取る。王者はケージを背に立ち上がり、右エルボー。さらに右を差し代えて体を入れ替える。

挑戦者は右フックを入れて離れるが、ここから動きが止まる。ヨアナは前蹴りから左ジャブを伸ばし、口を開けたガデーリャにプレッシャーを強める。ガデーリャは左、そして右を返すが、力が感じられない。しかし、ここでガデーリャがダブルレッグへ。足を抜いたヨアナは立ち上がってがぶりからバックへ回る。引き込んだガデーリャ、完全にスタミナをロスしており、ヨアナはスタンド戦を要求する。

足を取りに行っても、腕だけで足がついていかない挑戦者だが、右エルボーでヨアナの腰を落とす。立ち上がり、離れたヨアナがボディ&右エルボー、ガデーリャは左フックを返すも、初めてラウンドを落とした。

4R、試合の流れが王者に傾きつつあるなか、5Rを見据えてガデーリャがどのような選択をするか。距離を取り気味だが、中途半端でヨアナの距離で戦うガデーリャ。ヨアナは左ローを続け、左ジャブを伸ばす。サウスポーを交える世界王者は、ガデーリャが組んできたところで右エルボー。ガデーリャも左フックを返す。

素早い左ストレートを入れて離れるヨアナ。蹴りやパンチを入れて、テイクダウンされないよう戦う。残り90秒、ガデーリャが右フックを返すが、攻撃は殆ど単発で左ハイを受けそうになる。完全にスピードに差が出てきた両者、ガデーリャのテイクダウン狙いは勢いを失っている。右ストレートから左ヒザ、エルボーとリズミカルに攻撃を続けた王者が戦局的に圧倒的に優位に立った。


タッチグローブから始まった最終回、前に出てきたガデーリャにヨアナがワンツーを打ち込む。さらに左フックを入れると、右ストレートに繋げる。ガデーリャはダブルレッグでドライブ、両ワキを差してここでは右腕を差し上げ、右足を払ってテイクダウンを狙う。ケージを背負って耐えたヨアナが、右腕を入れて押し返し離れることに成功する。

ガデーリャは右を入れるが、王者はスピーディーなワンツーから右前蹴りを突き刺す。ガデーリャが左フック、左ジャブ。さらに右を見せると、テイクダウンへ。体を入れ替えたヨアナがケージに挑戦者を押し込む、ムエタイ流にバックに回り込むようにガデーリャを振り回す。尻餅をついて動きが止まったガデーリャにエルボーを入れると、ヨアナは挑戦者が立ち上がってくるのを待って、思い切り右ストレートを打ち込む。

残り試合タイムは僅か。首相撲からヒザを突き上げる王者、ガデーリャも最後まで粘りエルボーを返す。ヨアナがバックに回ったところで激戦はタイムアップに。初回と2Rのテイクダウンで削られることがなかった王者は、逆に疲れた挑戦者から残りの3つのラウンドを取ることに成功した。

結果、3‐0で王座防衛に成功したヨアナは「ガデーリャとの試合がタフになることは分かっていた。彼女はナンバーワンチャレンジャー。私はチャンピオン。彼女のことを尊敬している」と話すと、ガデーリャを呼び寄せこれまでのトラッシュトークを詫びる。ここでガデーリャもマイクを握り、「ハンブルであることが一番大切」と勝者に同調した。

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