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【FOX Sports Presents】木曜午前9時から、岡見出場UFN28中継

2013.09.03

Yushin Okami

【写真】実は岡見は左ミドルとヒザ蹴りが上手い。これらの蹴り技が使われるのは、ジャカレを削った後か。慎重かつ大胆な攻撃が必要となる。アライアンスでの調整を終え、岡見は8月27日に米国を離れている。(C)MMAPLANET

4日(水・現地時間)、ブラジルはミナスジェライス州ベロオリゾンチのエスタジオ・ド・ミネリーニョで開催されるUFC Fight Night「Teixeira vs Bader」に日本のエース=岡見勇信が出場する。

2005年のUFC人気定着後、日本人で唯一世界王座挑戦経験を果たした岡見。オクタゴンでの活動も7年目を迎え、戦績は13勝4敗とダントツの勝ち星を挙げている。デビュー後から4連勝を達成すると、その後3連勝が3度、連敗はただの一度しかない。抜群の安定感を誇る岡見、敵地ブラジルでの戦いは、それこそアンデウソン・シウバに挑戦した2011年8月以来2度目となる。UFCが根付いたブラジルでは、イベント開催数が目に見えて増えているが、だからこそ岡見陣営は「ブラジルがホームのように戦えるように」という腹積もりで赤道を越えた。

MMA王国が誇る最強のグラップラー、ジャカレ・ソウザ戦、この試合で勝利すれば、自身2度目の4連勝となり、世界王座挑戦を再び手繰り寄せることになる。そんな重要な一戦のために岡見は7月に入ると、サンディエゴに家を借りて、2カ月間に渡り当地のアライアンスMMAでキャンプを張った。名匠エリック・デルフィエロ率いるアライアンスMMAには、UFC世界バンタム級チャンピオンのドミニク・クルーズをはじめ、フィル・デイビスやブランドン・ヴェラというUFCファイターが在籍し、9月21日にジョン・ジョーンズの持つ世界ライトヘビー級王座に挑戦するアレキサンダー・グスタフソンらも、試合前になると母国を離れ、同ジムでキャンプを行っている。

岡見の海外直前キャンプといえば、オレゴン州ポートランドのチーム・クエストという印象が強いが、今回は対戦相手ジャカレの組み技対策として、アライアンスMMAを選んだ。6月に入籍を果たしたばかりの岡見は、私生活ともに環境を一新、そして奥方の減量を前提とした手料理という内助の功を得て、これまでにない仕上がりを見せている。体も十分に絞れ、ステップワークのスピードも上がり、左だけでなく右も大きく伸びるようになった。現地で岡見はパンチ、テイクダウンディフェンスの上達と同様に、倒された場合に絶対に背中を取らせないために、よりスピードアップが図られた模様だ。

持前のパワー、体力をなるべく損なわず、スピードと反応をアップする。全てはジャカレ対策だ。ブラジリアン柔術の世界大会で04&05年とホジャー・グレイシーを破り無差別級を連覇、05年はグラップリングの最高峰アブダビコンバットを制しているジャカレは、現代MMAにおける最高のグラップラーということができる。そのしなやかな動きは、他に比肩できるファイターはいまい。加えて、その体幹の強さでKOパワーを有したパンチ力もあり、ホームクラウドの声援をバックに戦うジャカレは、岡見にとっても非常に厳しい相手になる。

打撃でプレッシャーを与え、テイクダウンを切ってジャカレを疲弊させ、組み力を低下させていく。如何にスタンドの打撃でジャカレの動きを制限していくか。その辺りが勝負の鍵を握ってくるだろう。寝技の展開に持ち込ませない――この命題を岡見が成し遂げた時、世界への扉は大きく開かれることになる。

メインでは地元ミナスジェライス州出身のグローバー・テイシェイラが、世界ライトヘビー級王座挑戦に王手を掛け、ライアン・ベイダーに挑む。ブラジルの新鋭が多く出場する同大会の模様は、5日(木)、午前9時からFOX bs238で中継される。

■UFN28「Teixeira vs Bader」対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
グローバー・テイシェイラ(ブラジル/2位)
ライアン・ベイダー(米国)

<ミドル級/5分3R>
岡見勇信(日本/3位)
ジャカレ・ソウザ(ブラジル/5位)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国/1位)
ジュズエ・フォルミーガ(ブラジル/5位)

<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
トル・トローエン(スウェーデン)

<フライ級/5分3R>
マルコ・ヴィニシウス(ブラジル)
アリ・バガウティノフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・アランテス(ブラジル)
ケビン・ソウザ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ジョアォン・ゼフェリーノ(ブラジル)
エリアス・シルヴェリオ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
ラミロ・ヘルナンデス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
キース・ウィスニエフスキー(米国)
イヴァン・バッチマン(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ユーリ・ビルフォート(ブラジル)
ショーン・スペンサー(米国)

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