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【Pancrase273】極めに強いはずのミランダは中途半端、長岡がしっかりと判定で勝利

<ライト級/5分3R>
長岡弘樹(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ガブリエル・ミランダ(ブラジル)

キャリア9勝2敗のミランダは、8つの一本勝ちを誇るサブミッション・アーチストで今回が初来日となる。19勝19敗のタイから3連勝中で22勝に勝ち星を伸ばしてきた長岡が左を振るって組みついていく。ケージ際で体を入れ替えるなかでミランダがギロチンからがぶって、バックに回り込み両足をフックする。長岡は胸を合わせてトップを奪取。ミランダはバタフライ・スイープから立ち上がると、ニータップを仕掛けバックへ。足を払って長岡を前方に崩したミランダが両足をフックする。

長岡は立ち上がると、ケージ際を離れリストを掴んで足のフックを外していく。後方への投げを打ったミランダからバックを取りかけた長岡だったが、ミランダもその動きに反応して再びスタンドでバックマウントに。自ら着地したミランダはヒザを太腿にいれるも、長岡が胸を合わす。ケージにミランダを押し込んだ長岡は、体を入れ替えながら左のパンチを顔面に入れる。このままケージ際の押し込み合いが続き初回が終了しミランダがジャッジ3者の支持を得た。

2R、左を当ててから組み付いた長岡に対し、ミランダは首相撲から飛びヒザを繰り出す。長岡は支え釣り込み足でテイクダウンを狙い、逆にミランダをケージに押し込んでいく。またも体を入れ替えたミランダだが、長岡もすぐに回して押し返す。長岡のダブルにミランダはギロチンを仕掛けるがすっぽ抜けガードを強いられる。腰が切れないミランダはケージを蹴って足をすくいに。そのままハイガードを取ろうとする。さらにミランダは長岡の腕を取って三角絞めを狙う。自ら仕掛けを解いたミランダを担ごうとする長岡が、ガードの中から鉄槌を落とす。ミランダは再びケージを蹴ってハイガードを狙うも思うように攻めることができない。ガードのままラウンドを終えたミランダは、この回を失った。

最終回、長岡は右フックからダブルレッグでケージにミランダを仕込む。長岡のダブルレッグ狙いにキムラクラッチを見せるミランダは、回り込んで離れる。長岡は左を伸ばし、ワンツーからダブルレッグ。ミランダはケージに詰められここもキムラクラッチへ。エルボーを入れるミランダは、胸を合わされるとレフェリーがブレイクを命じる。

残り2分半、長岡の打撃に真っ直ぐ下がるミランダは、組まれてケージに押し込まれ、そこから体を入れ替えるという展開が続く。がぶった長岡がダブルレッグからバックを窺うも、すかしたミランダが首相撲からニー。長岡は低い姿勢でシングル、ミランダはここもキムラクラッチで対抗し、長岡が右足を取りに来ると体を跨いでバックへ。長岡はミランダを前方に落とすと、パス狙いからパウンドを入れる。懸命にスイープを狙うミランダだったが叶わず、ガードを取ったままタイムアップに。

ブラジル勢が当たってきたパンクラスだったが、この日の試合を見る限りミランダは攻めが中途半端で期待外れ。長岡が3-0で判定勝ちし4連勝。ランカーの意地を見せた。

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