【Grandslam03】しつこく組み続けた吉田がナム・ギヨンに判定勝ち
【写真】組みつき続けた吉田が、ナムから判定勝ちした(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R+EX>
吉田哲之(日本)
Def.2-0:20-18,20-18,19-19
ナム・ギヨン(韓国)
サウスポーのナムがロー、組んだ吉田がケージに押し込む。バックを伺う吉田に対しナムも胸を合わせ、ケージに詰められても細かいヒザを入れて離れる。吉田は右回りからロー、ハイキック、そして左ジャブを伸ばす。ナムのワンツーに組んだ吉田がケージに押し込むも倒し切れない。ナムも打撃を出すたびに組まれ、ケージに押し込まれるという展開が繰り返される。吉田もテイクダウンが奪えないまま残り30秒に。ナムがエルボーを見せたところで初回が終了した。
2R、吉田がヒザ蹴りをいきなり見せると、ナムは大振りのフック。吉田ここで組みついて手をマットに着かせる。ケージ際でスクランブル&バックの取り合いになると、バックを許しフックされそうになりながらナムを胸を合わせる。逆にケージに吉田を追い込んだナムが、背中をつかせる。すぐに立ち上がった吉田は、細かいフックを被弾したのか鼻血を流している。その吉田のハイをブロックするナムはケージを背にした吉田の急所にヒザを入れてしまう。ブレイクが掛かり同時に吉田にドクターチェックが命じられる。
再開後も打撃戦から吉田が組みつき、ナムが耐えて距離を取りなおす展開が2度見られるも、テイクダウンには至らずタイムアップに。結果、吉田が2-0の判定勝ちを収めた。