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【Bellator139】ジョー・シリング戦へ、加藤久輝「ストロングスタイルで戦う」

Hisaki Kato【写真】セコンドのボブ・アームストロング、鈴木陽一ALIVE代表と (C)INFY

26日(金・同)にカンザス州マルヴェニのカンザススター・アリーナで開催されるBellator139で、ジョー・シリングと対戦する加藤久輝。

3月のHEATでエンリケ・スギモトに敗れHEATミドル級王座を失った直後にベラトールからのオファーがあった。予てより、母国フランスで試合前の調整を行う必要性を感じていた彼は、即・フランスに渡りこの試合に備えてきた。

米国に到着した加藤にフランスでのトレーニング、この試合への意気込みを訊いた。

──初の米国、世界第2位のイベントでの試合が直前に迫ってきました。現在の体調はいかがですか。

「体調は良いです。準備も良かったですし、気合も入っています」

──この試合前に母国フランスへ戻られていましたが、どのような練習環境だったのでしょうか。

「6、7週間ほど基本はボクシングが多いジム、NBFという場所で練習してきました。ナチュラル・ボーン・ファイターというのが正式名で、ヘッドコーチのファビアン・ソニーが色々と面倒を見てくれました。昔、一緒に練習していたメンバー、独立した連中とも合流して練習していました。

グラップラーが集まるジムにも足を運びました。色々なジムで、色々な選手とスパーリングができ、特に大きな選手とスパーリングをしてきたので非常に良い練習になりました」

──日本ではできないトレーニングをフランスで積む。そのことが一番の目的だったと思いますが、その目的は果たせましたか。

「ハイ。この6週間で、これまでの人生で被弾したパンチの10倍ほどの攻撃を受けました(笑)。ライトヘビー級の選手と2分間の元立ちスパーをして、精神的に追い込まれても諦めない。そんな練習ができました。そういう部分をファビアンが大切にしていることなんです。

日本ではできないといえば、アウトドアの広い場所でサーキットトレーニングを週に3、4回とやってきました。本当に良い仕上がりだと思います」

──ジョー・シリングは立ち技で結果を残しているストライカーです。どのような対策を練ってきましたか。

「う~ん、精神的にも強いし、体の大きな選手特有の戦いをしますね。正面に立ってミドルを蹴ったり、ロングレンジでパンチを出したりだとか。素晴らしいキックボクサーですね。だからこそキックボクシングのスタンスを取られないことが大切なので、距離の部分に関して対策を練ってきました。それは皆が分かっている対策だと思います。距離を思い切り取るか、潰すか。そこに組み技を交えていくことですね」

──エンリケ・スギモト戦で敗れた直後のオファー、ベラトールから声が掛かった時、どのような気持ちになりましたか。

「オファーを受けることに躊躇はなかったです。何より負けた直後にオファーをくれて嬉しかったですし。悩む時間なんてなかったです(笑)。前回の試合を反省して、相手を研究し準備に入る。あっという間でした。

スギモト戦の敗北によって、今後はフランスに戻って試合の準備をしようということは決めていました。次の試合がスギモト選手との再戦だったとしても、そのつもりでした。そこでタイミングよく、ベラトールのオファーがあったので即実行したんです」

──先週の土曜日から現地入りし、ファイトウィークを経験しています。米国の大会、どのような印象を持っていますか。

「思ったよりは皆、リラックスしていますね(笑)。特に驚いたことはないです。米国らしいという感じです。これから計量に向け、本格的なファイトウィークに入っていくのではないでしょうか。

自分はストロング・スタイルで行く、そんな戦い方が好きなので自分が納得できる試合がしたいです。結果、見ている人が楽しんでくれる試合になると思います。

今回の試合はフランスで中継があるんです。ずっと日本で試合をしてきて、フランスの皆は誰も試合映像を見ることができなかったのですが、今回は中継があるということで、凄く楽しみにしてもらっているようです。良いパフォーマンスを見せて、激しい試合をしたいです」

■Bellator139対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
シーク・コンゴ(フランス)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
デヴィッド・リッケルズ(米国)
ジョン・アレッシオ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ジョー・シリング(米国)
加藤久輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
パット・カーラン(米国)
エマニュエル・サンチェス(米国)

<ライト級/5分3R>
ギャストン・レイノ(ウルグアイ)
グレッグ・スコット(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ジョー・ウィルク(米国)

<フライ級/5分3R>
ジェイムソン・サウディーノ(米国)
アーロン・イーライ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ボビー・クーパー(米国)
パウロ・イヤセカ(チリ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・ガルモア(米国)
アウグスト・サカイ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
イオニー・ラザフィアリソン(フランス)
ブリアナ・フィソリ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレックス・ハドルストン(米国)
ハビー・アヤラ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デレック・ボヒ(米国)
フレデリック・ブラウン(米国)

<ライト級/5分3R>
マーシオ・ナバーロ(ブラジル)
コディ・カリーロ(米国)

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