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【UFC & Titan FC34】タイタンFCがファイトパスに登場。初回はヒーリー×”あの”リッチ!!

Titan FC34 Rooster【写真】グディエレス、リッチ、ホロボウらUFCベテランがTitan FCのルースターとしてUFC Fight Passに登場する(C)KEITH MILLS

16日(火・日本時間)、11日(金・現地時間)の日付でUFCよりFight PassにTitan FCが加わることが発表され、早速7月18日(土・同)にモントリオールで開催されるTitan FC34からライブストリーミングが行われることとなった。

タイタンFCは2006年11月にカンザスシティで活動を開始したプロモーションで、2008年よりHDNet(現AXS)TVで全米中継が行われるようになった。その後、当時のオーナーだったジョー・ケリーが2012年10月にRFAに同プロモーションを売却。RFAはTV放映権と支配下選手の契約のみが必要で、2013年にはジョー・ケリーが再びTitan FCを買戻し、活動を再開した。そのケリーから全権を掌握し、CEOにお染まったのがヘンゾ・グレイシーの教え子で元MMAマネージメント会社アルケミストのチェアマンだったジェフ・アロンソンだ。アロンソンCEO就任から、中堅プロモーションからの脱却を目指し、CBS SportsでのTV中継が行われるようになった。

今やUFCベテランが数多く同プロモーションのケージに出場するようになったが、日本のファンの間でその名が一気に広まったのは、昨年11月の吉田善行が体重超過のマイク・リッチとのタイトル戦を飲まなかった時。ネガティブな印象を与えてしまったが、その後も4階級のタイトルマッチを1日にラインナップするなど、先に挙げたRFAやLegacy FCとは一味違った元メジャーを登用するイベントが開いてきた。

過去の映像とライブショーをFight Passによって世界中に配信することが決まったことに関して、アロンソンCEOは「我々Titan FCは今回、コンバットスポーツのリーダーUFCとリンクし、Fight Passというプラットフォームによって、Titan FCの素晴らしい顔触れを披露できることを本当に誇りに思う」と語っている。

ライブストリーミング第一弾となるTitan FC34はTitan FCライト級選手権試合=王者パット・ヒーリー×マイク・リッチ、フェザー級選手権試合=王者カート・ホロボウ×アンドレ・ハリソン、バンタム級戦集権試合=王者ブレット・ジョンズ×アンソニー・グディエレスという3つのタイトル戦、ジョゼ・ランジ・ペレの出場など全12試合がラインナップされている。

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