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【UFN68】劣勢のオルテガ、最終回にマウントパンチでタバレスをTKO。金星挙げる

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
Def.3R4分10秒by TKO
チアゴ・タバレス(ブラジル)

右ストレートを伸ばすタバレス、さらにパンチを見せて組みつくとアッサリとテイクダウンに成功する。オルテガは腕十字から三角絞めへ。胸を張ってパウンドを落とすタバレスに対し、オルテガはフラワースイープから再び腕十字へ。ここもパウンドを被弾するオルテガは、クローズドガードを続け、エルボーでカットする。腕十字を仕掛け、フラワースイープを決めたオルテガがマウントを奪取する。

タバレスはブリッジから上を取り返す。得意の三角絞めを極める絶好の機会だったが、体が流れたオルテガはガードを強いられる。ケージを背にして立ち上がったオルテガは、左ジャブを伸ばす。オルテガは流血のタバレスに左ボディフックを入れる。組みにいったオルテガだが、払い腰で投げ切り試合をリードした。

2R、前に出るタバレスにオルテガのスピニングバックエルボーがヒット。崩れたタバレスは、組みつきオルテガのギロチン・スイープを潰してトップを奪取する。三角狙いを担いだタバレス、再びガードに戻ったタバレスは鉄槌を連続で受ける。ケージを背にして立ち上がったオルテガ、またガードを強いられると三角をすかされマウントを取られる。勢いのあるパウンドを落とすタバレス、ガードに戻したオルテガだが厳しい状況が続く。

三角絞めに対応し、体を起こしたタバレスに蹴り上げを入れたオルテガは、またも三角絞めを外される。大流血のタバレスだが、三角が滑るというオルテガには皮肉な状態が続く。

最終回、ローの応酬からタバレスがワンツー、オルテガもアッパーを狙う。スーパーマンパンチを決めたオルテガは、タバレスのシングルレッグを切ると左ボディフック。と、タバレスの左ヒザ蹴りが急所へ。再開後、組みついたタバレスがバックに回りこむ。残り100秒でレフェリーがブレイクを命じる。オルテガの左ジャブでマウスピースを吐き出したタバレス。オルテガの右フックでタバレスの動きが止まり、続く荒い打ち合いのなかで左フックから右ストレートを受けてダウン!! パウンドからマウントを取ったオルテガが引き続き、パウンドを落とすとついにレフェリーが試合をストップし、金星を挙げた。

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