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【UFC Fuel05】剛柔流空手+柔術、アイスランドのネルソンに注目!!

Nelson

【写真】2009年のアブダビで注目を集めるようなったグンナー・ネルソン。あれから3年、今度のMMAの最高峰に臨む (C) MMAPLANET

29日(土・現地時間)、英国ノッティンガムのキャピタルFMアリーナで開催されるUFC Fuel05「Struve vs Miocic」。メインは大会名にある通り、ヘビー級のステファン・シュトルーフ×スタイプ・ミオシッチ戦が組まれている。メインカードからプレリミまで、欧州勢――特に英国勢の出場が目立つ同大会で、アイスランド出身の注目ファイターがUFCデビューを果たす。

ネルソンはヘンゾ・グレイシーの黒帯柔術家だが、元々は剛柔流空手を学び、アイスランド空手界の兆児として注目を集めていた。その後、柔術にはまるとあっさりと空手から身を引き、アイルランドで柔術とMMAを指導するジョン・カヴァナンの門をくぐった。

サンボや柔道、そして修斗のトレーニングも積んだ彼は、09年に21歳でブラジリアン柔術パンナム選手権で茶帯メジオ級を制すと、世界大会では銀メダルを獲得。その年末のノーギ柔術世界大会では黒帯として出場し、メジオ級で優勝、無差別級で準優勝に輝いている。

ネルソンが黒帯を巻いたのは世界やパンタム大会の成果ではなく、この年の9月にスペインで行われたADCCサブミッションレスリング世界大会での結果を認められてのものだ。本来77キロの彼は、88キロ級に出場し、そこでは初戦敗退。

しかし、無差別級出場を認められ、初戦でADCCを2度制しているヘビー級のジェフ・モンソンを破り、続いて米国グラップリング界の強豪デヴィッド・アヴェランを破るという快進撃を見せた。ネルソンは準決勝&3位決定戦ではシャンジ・ヒベイロ&ヴィニー・マガリャエスに遅れを取ったものの、4位獲得という快挙を成し遂げ黒帯柔術家となっている。

ADCCや柔術世界大会で注目を浴びる前からMMAにも出場していた彼の戦績は、9勝1分。デビュー戦のドロー以降は全てTKOか、一本勝ちを収めている。構えは完全に伝統派空手流、スイッチを交えながら、直突きのタイミングで組みついてテイクダウンを奪う。寝技では、しっかりとポジションを意識、マウントを奪いにいくネルソン。TUFシーズン9準優勝、UFC戦績4勝5敗のジョンソンを相手に、どのような試合の組み立てを見せるか。当初、対戦予定だったパスカル・クラウスの欠場により、キャッチウェイトでの戦いとなるが、スタンドもグラウンドも非常にクラシカル、そこが目新しいネルソンのデビュー戦は非常に楽しみ一戦となる。

■UFC on FUEL TV「Struve vs Miocic」

<ヘビー級/5分5R>
ステファン・シュトルーフ(オランダ)
スタイプ・ミオシッチ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アミール・サダロー(米国)
ダン・ハーディ(英国)

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・ピケット(英国)
イーブス・ジャボウィン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・ハザウェイ(英国)
ジョン・マグワイア(英国)

<ライト級/5分3R>
ポール・サス(英国)
マット・ワイマン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
チェ・ミルズ(英国)
ドゥエイン・ラドウィック(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カイル・キングスベリー(米国)
ジミー・マヌワ(英国)

<フェザー級/5分3R>
アキラ・コラッサーニ(スウェーデン)
アンディ・オグル(英国)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タバレス(米国)
トム・ワトソン(英国)

<175ポンド契約/5分3R>
グンナー・ネルソン(アイスランド)
ダマルケス・ジョンソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ロビー・ぺラルタ(米国)
ジェイソン・ヤング(英国)

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