この星の格闘技を追いかける

【on this day in】11月14日──2004年

11 14 04【写真】ダックアンダーでイーベン・カネシロを豪快に投げ捨て、最後はパウンドの滅多打ちで自身にとって初のMMAでのタイトルを奪取したユライア (C)KEITH MILLS

King of the Cage 44
@カリフォルニア州サンヤキント、ソボバ・カジノ
「MMA6戦目、ユライア・フェイバーがイーベン・カネシロをパウンドの連打で破り、KOTC世界バンタム級王者に輝いた。世界の冠こそついているが、チャンピオンになることでネクストステージに進むことができる。それがKOTCやズッファ買収前のWECなど、カリフォルニアのインディアン・リザベーションで開催されるMMA大会が持つ価値感だった。ユライアはこの後、その非ズッファ時代のWEC世界フェザー級王座とグラジエイター・チャレンジのバンタム級王座を獲得。KOTC王座を3度防衛した時点でWECがUFCのシスタープロモーションとなり、歴史を創るファイターとなった。今から10年も前、KOTCは5階級の世界戦を行い、タクミが世界ライト級王座に就いている。ただ、この日KOTCのベルトを巻いたファイターで、ユライア以外にUFCへステップアップできたのは、ヘビー級王者のポール・ブエンテーロだけだった。そして……ホームに凱旋したタクミに用意された相手は天突頑丈だった。MMAは弱肉強食の世界だ。ユライアは(ほぼ)勝ち続けた。タクミはそうではなかった。ただ、あの天突戦は『修斗の存在意義』的な部分が、多分に表に出過ぎてしまった──決して選手に優しくない──マッチメイクだった。手心を加える必要はない。でも、真心が必要な時はあるんじゃないだろうか。海外で勝つ難しさが痛いほど分かるようになった今、そう思えるようになった」

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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