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【OFC23】ビビアーノが韓国のキム・デフォンと防衛戦。ベラも初陣、日本人ファイターは??

Bibiano【写真】1年に2度のペースでOFCで戦うビビアーノ・フェルナンデス。5度目のOFC参戦中、実にマニラ大会は4度目となる(C)MMAPLANET

30日(木・現地時間)、ONE FCより12月5日(金・同)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるOFC23「WARRIOR’S WAY」に世界バンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデスが出場し、キム・デフォンの挑戦を受けるという発表があった。

5月に同じフィリピンで上田将勝を下し、タイトル初防衛に成功したビビアーノのチャレンジャーは、意外な人選=キム・デフォンだった。ムエタイベースながら、MMAは10勝0敗1分で5つの一本勝ちをしているキム・デフォン。打撃ベースのオールラウンダー、OFCでは2勝0敗で2つの一本勝ち、上田と好勝負を繰り広げたケビン・ベリンゴンからRNCでタップを奪っている。とはいっても、上田や岡嵜康悦という日本人OFCバンタム級ファイターと比肩できるほどの力があるとは思えない。ただし、その上田や岡嵜、OFCと契約を更新したキム・スーチョルなど日韓のトップファイターを既に倒しているビビアーノだけに、目ぼしい挑戦者が見当たらないのも事実。ベリンゴン戦の勝利により、タイトル挑戦権を繰り上げ獲得したような形か。

【写真】3月のKL大会でケビン・ベリンゴンに一本勝ち。OFC内でのランクでいえば、タイトル挑戦も不自然でないキム・デフォンだが……(C)ONEFC

【写真】3月のKL大会でケビン・ベリンゴンに一本勝ち。OFC内でのランクでいえば、タイトル挑戦も不自然でないキム・デフォンだが……(C)ONEFC

つまり、王者ビビアーノが圧倒的に有利と見られる一戦。上記にあるようにウェルラウンダーの性格を持つキム・デフォンだが、徹底したテイクダウン防御と打撃に勝機を見出したい。よって、サブミッションによる勝利よりも、連続KO勝ちというような戦績をキム・デフォンが持っていた方が、一発が期待しやすくなる。そんなバンタム級世界戦だ。また、同大会では既に発表されていたブランドン・ベラのOFC初陣も行われる。

フィリピン系米国人のベラは、現地で無料放送があるほど人気の高いUFC出身だけに注目度も高く、OFCではKL大会で中継陣に加えるなどベラをプッシュしている。対戦相手のイゴール・スボラはフィリピン在住のウクライナ人ファイターで、元URCCヘビー級王者。5勝1敗、KOパンチも持っているズボラだがディフェンスには難あり、ベラにとって格好の相手といえるだろう。

今回の発表は2試合のみだが、大会バナーには既にエドゥアルド・フォラヤンとエリック・ケリーという2人のフィリピン人トップファイターが採用されている。契約ファイターの大量増加とローカルファイターの登用、そして大会開催数は微増というなかで、母国開催のない日本人ファイターの試合機会はハッキリと減少しているOFC。前回のマニラ大会では4人の日本人ファイターが出場しているが、果たして今大会は何人が試合機会を得ることができるのか。

また、シンガポール大会の出場がないライト級チャンピオン青木真也だが、ビビアーノがフィリピン大会で防衛戦を行うことで、まずフィリピン大会のオファーはない。そうなると青木のOFC出場は来年にずれ込むことになる。2月に中国の旧正月時期にドバイで大会が行われるという話も挙がっているOFCだが、青木には年末に国内という選択肢もあるだけに──4月のシンガポールまでサークル・ケージで青木の試合は組まれないかもしれない。

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