【Bellator124】ホドリゲスの足関防ぎ、デイビスがトップ維持&パウンドでフルマークの判定勝ち
<バンタム級/5分3R>
LC・デイビス(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 30-27
ゼイウトン・ホドリゲス(ブラジル)
WECやSRCなどで活躍したデイビスに対し、ワンツーを伸ばすホドリゲス。デイビスも足を使いながら、左ボディストレート&右ローを放っていく。デイビスの左がヒットし、ホドリゲスが大振りのフックで反撃に移ると、待っていましたとばかりにダブルレッグでテイクダウンへ。サイドを取られながらガードに戻したホドリゲスがギロチンを仕掛ける。頭を抱えられながらサイドに回ったデイビスが、ボディにヒザを入れ頭を抜く。と同時に潜ろうとしたホドリゲスにパウンドを落す。ヒザを入れかけ注意を受けたデイビス。ホドリゲスは足関節を狙うが、振り返って足を抜いたデイビスが引き続きパウンドへ。執拗に足関節を仕掛けるホドリゲスだが、ヒザがルーズでそのたびにデイビスのパウンドの餌食となった。
2R、デイビスが左ストレートを伸ばし、さらに左アッパーを打ち込む。パンチにも対応できていないホドリゲスは、シングルレッグに対しここでもギロチンを見せる。今度はハーフからの仕掛けだったが、これも極まらない。肩固めは逃れたホドリゲスはフルガードに戻すも、デイビスは勢いのあるパンチを入れる。ホドリゲスはキムラロック。背中を取られ、またも足関節へ。足を抜いたデイビスがホドリゲスにパウンドを集中させる。ホドリゲスの後方回転からのヒザ十字を潰して、バックを取ったデイビスはヒールに鉄槌を落とす。ホドリゲスの足関節に対し、デイビスのパウンド――初回と同じ流れで2Rも終了した。
最終回、またもホドリゲスの粗いフックにテイクダウンを合わせたデイビスが、ギロチンを切り抜けトップを取る。右目尻をカットし流血に追い込まれているホドリゲスは、潜り切れずパンチを受けクローズドへ。パスのプレッシャーからパウンド、デイビスの攻勢が続く。キムラ、足関でなく、腕十字から三角を狙ったホドリゲスだったが、思い切りパウンドを落される。デイビスは背中を預けたホドリゲスにクォーターネルソンでひっくり返すも、ダースには移行できず。起き上がったホドリゲスが初めてテイクダウンを奪取する。すぐに立ち上がり距離を取ったデイビスが、簡単にダブルレッグでテイクダウンを奪い試合を締めくくった。結果はフルマークでデイビスに凱歌が挙がった。